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和歌山県道17号和歌山停車場線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
主要地方道
和歌山県道17号標識
和歌山県道17号和歌山停車場線
制定年 1954年昭和29年)建設省指定、和歌山県認定
起点 和歌山停車場北緯34度13分56.1秒 東経135度11分26.9秒 / 北緯34.232250度 東経135.190806度 / 34.232250; 135.190806 (県道17号起点)
終点 和歌山県和歌山市西汀丁【北緯34度13分47.0秒 東経135度10分8.2秒 / 北緯34.229722度 東経135.168944度 / 34.229722; 135.168944 (県道17号終点)
接続する
主な道路
記法
国道24号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
和歌山城大手門・伏虎中学校付近

和歌山県道17号和歌山停車場線(わかやまけんどう17ごう わかやまていしゃじょうせん)は、和歌山県和歌山市和歌山停車場から西汀丁に至る主要地方道に指定された県道である。

概要

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JR和歌山電鐵 和歌山駅から和歌山市役所和歌山城方面へ向かい、国道と連絡する和歌山市のメインストリートで、けやき大通りの愛称が与えられている[1][注釈 1]車道には中央分離帯と側道との分離帯が設けられ、側道はバス優先車線となっている[2]。現行の道路法に基づく主要地方道として全国で初めて指定された路線のうちの1つである。

1994年平成6年)に、読売新聞社選定の「新・日本街路樹100景」(1994年)のひとつに選定されている[3]

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

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本路線は、旧道路法(大正8年法律第58号)によって指定されていた県道和歌山東和歌山停車場線の一部を継承したものである。1930年昭和5年)当時の道路幅員は22mだったが戦後復興事業で幅員50メートルにまで拡幅され昭和40年代に工事が終了した[5][6]。道路法(昭和27年法律第180号)第56条の規定に基づき、主要な都道府県道として1954年(昭和29年)に東和歌山停車場線として指定され、同法第7条の規定に基づいて同年に和歌山県が認定した。その後の1968年(昭和43年)に、現在の紀和駅が和歌山駅から、現在の和歌山駅が東和歌山駅からそれぞれ改称されたのに伴い、和歌山停車場線に改称された。1971年(昭和46年)までは路面電車である南海和歌山軌道線軌道が敷設されていた。

年表

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  • 1954年昭和29年)
    • 1月20日 - 建設省(当時)が県道東和歌山停車場線を東和歌山停車場線として主要地方道に指定[7]
    • 4月6日 - 和歌山県が東和歌山停車場線を県道に認定するとともに供用を開始[4]
  • 1968年(昭和43年)3月1日 - 起点の東和歌山駅が和歌山駅への改称に伴い、和歌山県が和歌山停車場線に改称[8]

地理

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通過する自治体

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交差する道路

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沿線

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脚注

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注釈

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  1. ^ 西汀丁交差点で接続する旧国道26号紀ノ川大橋までの区間を含める場合がある。

出典

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  1. ^ けやき大通り再生検討委員会”. 和歌山県県土整備部道路局道路政策課. 2012年9月12日閲覧。
  2. ^ けやき大通り再生検討委員会第2回委員会資料「道路空間の利用計画案」” (PDF). 和歌山県県土整備部道路局道路政策課. 2012年9月12日閲覧。
  3. ^ 浅井建爾『道と路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2001年11月10日、127頁。ISBN 4-534-03315-X 
  4. ^ a b c 路線の認定及び供用開始(昭和29年和歌山県告示第123号)”. 和歌山県例規集. 和歌山県. 2012年9月12日閲覧。
  5. ^ けやき大通り再生検討委員会
  6. ^ けやき大通りの現状と課題
  7. ^ “道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 (昭和29年1月20日建設省告示第16号)”, 官報 (国立印刷局) 号外第2号: pp. 1-28, (1954年1月20日) 
  8. ^ 路線の認定及び供用開始(昭和43年2月1日和歌山県告示第84号)”. 和歌山県例規集. 和歌山県. 2012年9月12日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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