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和田秀作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
和田 秀作わだ しゅうさく
人物情報
生誕 1962年????
日本の旗 日本 山口県山口市
出身校 広島大学大学院文学研究科[1]
学問
研究分野 日本中世史
学位 修士(文学)(広島大学大学院)
主要な作品戦国遺文 大内氏編』(東京堂出版)他
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和田 秀作(わだ しゅうさく、昭和37年(1962年[1] - )は、日本日本史研究者。広島大学大学院文学研究科の博士前期課程を修了し、山口県文書館の専門研究員となる[1]。専門は日本中世史で、特に戦国大名大内氏に関する研究を行っている。

略歴

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昭和37年(1962年)、山口県山口市に生まれる[1]

昭和63年(1988年)に広島大学大学院文学研究科の博士前期課程を修了し、山口県史編纂室研究員等を経て、山口県文書館の専門研究員となる[1]

平成13年(2001年)5月24日、「全国歴史資料保存利用機関連絡協議会」の平成13年度第1回委員会において、同じく山口県文書館の伊藤一晴から研修・研究委員を引き継ぐ[2]

平成28年(2016年)7月から刊行が始まった『戦国遺文 大内氏編』の編者を務める。

著書

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  • 和田秀作 編『戦国遺文 大内氏編 第1巻』東京堂出版、2016年7月。ISBN 9784490307702 
  • 和田秀作 編『戦国遺文 大内氏編 第2巻』東京堂出版、2017年7月。ISBN 9784490307719 
  • 和田秀作 編『戦国遺文 大内氏編 第3巻』東京堂出版、2019年2月。ISBN 9784490307726 

論文

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  • 「毛利氏の領国支配機構と大内氏旧臣大庭賢兼」『山口県地方史研究』第64号、山口県地方史学会、1990年10月。 
  • 「陶氏のクーデターと石見国人周布氏の動向―「周布家文書」の紹介―」『山口県地方史研究』第70号、山口県地方史学会、1993年10月。 
  • 「「都濃郡中須村百姓所持御判物写」について」『山口県史研究』第7号、山口県県史編さん室、1999年3月。 
  • 「大内氏家臣安富氏の関係史料について(1)」『山口県文書館研究紀要』第27号、山口県文書館、2000年3月、55-84頁、CRID 1522262180079361152 
  • 「大内氏家臣安富氏の関係史料について(2)」『山口県文書館研究紀要』第28号、山口県文書館、2001年3月、67-81頁、CRID 1523388080325621888 
  • 大内武治及びその関係史料」『山口県文書館研究紀要』第30号、山口県文書館、2003年3月、1-24頁、CRID 1523106605757587072 
  • 「「大内氏実録引用書」目録(1)」『山口県文書館研究紀要』第31号、山口県文書館、2004年3月、1-31頁、CRID 1522262180100040320 
  • 「「阿武郡大井浦三井文右衛門所持御判物写」について」『山口県文書館研究紀要』第33号、山口県文書館、2006年3月、19-31頁、CRID 1520291855787801856 
  • 「萩藩士宇野家陶氏の系譜―「宇野与一右衛門家文書」の再検討」『史学研究』第254号、広島史学研究会、2006年10月、1-20頁、CRID 1520572359661407744 
  • 「「大内氏実録引用書」目録(2)」『山口県文書館研究紀要』第34号、山口県文書館、2007年3月、83-111頁、CRID 1522825130792463360 
  • 「大内武治について」『大内文化探訪会誌』第25号、大内文化探訪会、2007年。 
  • 「大内氏の文書管理について―「殿中文庫」を中心に」『山口県文書館研究紀要』第37号、山口県文書館、2010年3月、69-83頁、CRID 1522262178398121472 
  • 「「山口県文書館所蔵アーカイブズガイド―学校教育編―」の試み」『山口県文書館研究紀要』第38号、山口県文書館、2011年3月、1-51頁、CRID 1520010380514234624  山本明史金谷匡人との共著。
  • 「山口県文書館所蔵アーカイブズガイド―学校教育編(2)―」『山口県文書館研究紀要』第39号、山口県文書館、2012年3月、1-33頁、CRID 1522543654779490944  山本明史、金谷匡人との共著。
  • 「「譜録」佐々木七兵衛佐良の翻刻と紹介」『山口県文書館研究紀要』第39号、山口県文書館、2012年3月、121-128頁、CRID 1521980705319268608 
  • 「山口県文書館所蔵アーカイブズガイド―学校教育編(3)―」『山口県文書館研究紀要』第40号、山口県文書館、2013年3月、1-30頁、CRID 1520573330630304256  山本明史、金谷匡人との共著。
  • 「大内氏の惣庶関係をめぐって」鹿毛敏夫編『大内と大友 中世西日本の二大大名』勉誠出版、2013年6月。
  • 「山口県文書館所蔵アーカイブズガイド―学校教育編(4)―」『山口県文書館研究紀要』第41号、山口県文書館、2014年3月、1-25頁、CRID 1580010136817644672  山本明史、金谷匡人との共著。
  • 「周防右田氏の相伝文書について」『山口県文書館研究紀要』第41号、山口県文書館、2014年3月、93-119頁、CRID 1521136278508494336 
  • 「山口県文書館所蔵アーカイブズガイド―学校教育編(5)―」『山口県文書館研究紀要』第42号、山口県文書館、2015年3月、1-23頁、CRID 1521980705232989696  山本明史、金谷匡人との共著。
  • 「毛利氏の領国支配機構と大内氏旧臣大庭賢兼村井良介編『安芸毛利氏』岩田書院、2015年、81-102頁。初出は1990年。
  • 「山口県文書館所蔵アーカイブズガイド―学校教育編(6)―」『山口県文書館研究紀要』第43号、山口県文書館、2016年3月、1-20頁、CRID 1522262180375027456  山本明史、金谷匡人との共著。
  • 「「譜録」小方三郎左衛門忠次の翻刻と紹介」『山口県文書館研究紀要』第43号、山口県文書館、2016年3月、85-97頁、CRID 1521699228424061568 
  • 「山口県文書館所蔵アーカイブズガイド―学校教育編(7)―」『山口県文書館研究紀要』第44号、山口県文書館、2017年3月、1-22頁、CRID 1522543653334593408  山本明史、淺川均、金谷匡人との共著。
  • 「山口県文書館所蔵アーカイブズガイド―学校教育編(8)―」『山口県文書館研究紀要』第45号、山口県文書館、2018年3月、1-25頁、CRID 1520291853531276416  山本明史、淺川均、金谷匡人との共著。
  • 「山口県文書館所蔵アーカイブズガイド―学校教育編(9)―」『山口県文書館研究紀要』第46号、山口県文書館、2019年3月、1-20頁、CRID 1521417755183544832  山本明史、淺川均、金谷匡人との共著。
  • 「新収「井下家文書」の翻刻と紹介」『山口県文書館研究紀要』第46号、山口県文書館、2019年3月、79-94頁、CRID 1520010378593081600 
  • 「大内氏の領国支配組織と人材登用」 大内氏歴史文化研究会編、伊藤幸司責任編集『室町戦国日本の覇者 大内氏の世界をさぐる』勉誠出版、2019年7月、85-100頁。『毛利元就と地域社会』(中国新聞社、2007年)に掲載した同名の論文にその後の知見を加えて修正したもの。
  • 大内氏歴史文化研究会(編)「大内氏の領国支配組織と人材登用」『室町戦国日本の覇者 大内氏の世界をさぐる』第48号、勉誠出版、2019年7月、51-68頁。 
  • 「「譜録」長崎首令高亮及び山中八郎兵衛種房の翻刻と紹介」『山口県文書館研究紀要』第47号、山口県文書館、2020年3月、91-108頁、CRID 1522543654684817920 
  • 大内文化探訪会(編)「大内輝弘の挙兵とその影響」『大内文化探訪会誌』第38号、大内文化探訪会、2020年。 
  • 毛利家文庫「諸臣」所収の百姓等所持御判物写について」『山口県文書館研究紀要』第48号、山口県文書館、2021年3月、93-114頁、CRID 1521417756092859264 
  • 「手鑑「多々良の麻佐古」(1)」『山口県立山口博物館研究報告』第47号、山口県立山口博物館、2021年3月、53-86頁。  山田稔との共著。
  • 「手鑑「多々良の麻佐古」(2)」『山口県立山口博物館研究報告』第48号、山口県立山口博物館、2022年3月、31-63頁。  山田稔との共著。
  • 「山口県文書館所蔵の中世文書について」『山口県文書館研究紀要』第49号、山口県文書館、2022年3月、123-143頁。 
  • 「陶氏の奉書署判者について」『山口県文書館研究紀要』第50号、山口県文書館、2023年3月、51-68頁。 

講座・講演会

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その他

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脚注

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注釈

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出典

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外部リンク

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