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哈瑪星駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
哈瑪星駅
哈瑪星駅
哈瑪星
ハマセン
Hamasen
地図
所在地 中華民国の旗 台湾高雄市鼓山区鼓山一路
北緯22度37分18.0秒 東経120度16分32.8秒 / 北緯22.621667度 東経120.275778度 / 22.621667; 120.275778
所属事業者 高雄捷運股份有限公司
(高雄捷運)
所属路線 橘線
環状軽軌
駅構造 地下駅(捷運)
地上駅(ライトレール)
ホーム 島式1面2線(地下)
相対式2面2線(地上)
開業年月日 2008年9月14日
2017年9月26日
備考 高雄捷運側の改名前は「西子湾駅(シーヅーワンえき、せいしわんえき、にしこわんえき)」。
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哈瑪星駅
各種表記
繁体字 哈瑪星站
簡体字 哈玛星站
拼音 Hāmǎxīng Zhàn
通用拼音 Hāmǎsīng Jhàn
注音符号 ㄏㄚ ㄇㄚˇ ㄒㄧㄥ ㄓㄢˋ
発音: ハマセン ヂャン/ハマシン ヂャン
台湾語白話字 Há-má-seng Châm
客家語白話字: Hâ-mâ-sên Chhàm
日本語漢音読み はばせいえき
日本語慣用読み はませんえき
英文 Hamasen Station
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哈瑪星駅(はませんえき)は台湾高雄市鼓山区臨海二路及び鼓山一路入口にある高雄捷運橘線環状軽軌の駅。日本統治時代に当駅周辺での通称が戦後も定着した地名が由来。本駅は橘線の始点駅となっている。

概要

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台湾総督府鉄道が当駅までの縦貫線(浜海鉄道、後の高雄臨港線)を開業させた際に、駐在日本人の間で定着していた埠頭部への貨物支線の通称だった「濱線(浜線)」が転じて台湾語の「ハマセン(Há-má-seng)」となり、現地住民に定着し。戦後も台湾語由来の漢字表記である哈瑪星をそのまま使用している[1]。当駅の英文表記もそれに倣っている。

橘線の駅番号はO1。当初は国立中山大学に繋がる西子湾隧道の東側入口付近、鼓山国小前に駅を設置する計画だったが、地質や臨海二路の狭小さ、工事中の安全面が原因で断念し、現在の位置に決定した経緯があり、そこから大学への1駅延伸も住民の反対で事実上立ち消えとなった[2][3]。そして延伸断念と引き換えに「中山大学」が副駅名となっている。

環状軽軌の駅番号はC14旧打狗駅故事館(旧高雄港駅)構内に位置する。

駅構造

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橘線

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哈瑪星駅
哈瑪星駅(捷運側1番出口)
哈瑪星
ハマセン
Hamasen
塩埕埔 O2
所在地 中華民国の旗 台湾高雄市鼓山区鼓山一路
駅番号 O1
所属事業者 高雄捷運股份有限公司
(高雄捷運)
所属路線 橘線
駅構造 地下駅
ホーム 島式 1面2線
乗車人員
-統計年度-
#利用状況節を参照
-人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
#利用状況節を参照
-人/日
開業年月日 2008年9月14日
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地下2階にホームドア付きの島式ホーム1面2線を持つ地下駅で、東西に3箇所の出入口がある。その他に特筆すべきなのは本駅のある臨海二路の道幅が狭いのと地質の関係から大規模な掘削が出来ず、コンコースやホームが(他の駅と比べて)狭くなっている。

地階 出入口 出入口
地下1階 コンコース階 コンコース、案内所、自動券売機自動改札口
トイレ(駅東側改札の外、出口2近く)
地下2階 1番ホーム 橘線 美麗島大寮方面塩埕埔駅
島式ホーム、ホーム側のドアが開く
2番ホーム 橘線 美麗島・大寮方面塩埕埔駅

環状軽軌

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哈瑪星駅
哈瑪星駅(環状軽軌)
哈瑪星
ハマセン
Hamasen
C13 駁二蓬莱 (0.609 km)
(0.515 km) 寿山公園 C15
所在地 中華民国の旗 台湾高雄市鼓山区鼓山一路
駅番号 C15
所属事業者 高雄捷運股份有限公司
(高雄捷運)
所属路線 環状軽軌
キロ程 8.213 km(籬仔内駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 相対式2面2線(地上)
乗車人員
-統計年度-
#利用状況節を参照
-人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
#利用状況節を参照
-人/日
開業年月日 2017年9月26日
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相対式ホーム2面2線の地上駅。

地上
哈瑪星鉄道文化園区
相対式ホーム、右側のドアが開く。簡易改札機
内回り・下り 環状軽軌 鼓山区公所方面寿山公園駅
外回り・上り 環状軽軌 籬子内凱旋公園方面駁二蓬萊駅
相対式ホーム、右側のドアが開く。簡易改札機
歩道(打狗鉄道故事館・橘線O1哈瑪星駅方面)

歴史

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橘線

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  • 2008年9月14日 - 開通[4]
  • 2008年9月21日 - 開通式典が行われた[5]
  • 2024年4月25日 - 西子湾駅(シーヅーワンえき)から改名[6]

環状軽軌

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  • 計画時は哈瑪星/高雄港駅という仮称だった。
  • 2013年6月4日 - 起工[7]
  • 2015年3月29日 - 駅名が「哈瑪星」に決定。[8][註 1]
  • 2017年9月26日 - 当駅まで延伸、第1期区間全線正式開業[9]
  • 2021年1月12日 - 第2期区間延伸により途中駅となる[10]

利用状況

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橘線

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年間 1日平均
乗車 下車 乗下車計 出典 乗車 乗下車
2008 339,578 431,553 771,131 [注 1] 3,329 7,560
2009 1,201,622 1,259,616 2,461,238 [12] 3,292 6,743
2010 1,083,869 1,165,974 2,249,843 [13] 2,970 6,164
2011 1,165,949 1,219,086 2,385,035 [14] 3,194 6,534
2012 1,363,805 1,417,385 2,781,190 3,726 7,599
2013 1,542,071 1,575,761 3,117,832 4,225 8,542
2014 1,553,136 1,582,154 3,135,290 4,255 8,590
2015 1,543,105 1,570,827 3,113,932 4,228 8,531
2016 1,597,926 1,604,864 3,202,790 4,366 8,751
2017 1,601,246 1,608,429 3,209,675 4,387 8,794
2018 1,625,421 1,634,258 3,259,679 4,453 8,931
2019 1,674,942 1,697,531 3,372,473 4,589 9,240
2020 1,069,351 1,089,809 2,159,160 2,922 5,899

駅周辺

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バス

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高雄市公車

系統 事業者 区間 備考
五福幹線(50) zh:港都客運 建軍站 - 鼓山輪渡站
99 港都客運 棧貳庫 - 柴山
99区間 港都客運 棧貳庫 - 西子湾 見合わせる。
219 港都客運 加昌站 - 捷運鹽埕埔 二段運賃。
248 南台湾客運 建軍站 - 鼓山輪渡站 二段運賃。
橘1A 港都客運 棧貳庫 - 中山大学行政大楼
橘1B 港都客運 棧貳庫 - 打狗英国領事館
橘1C 港都客運 棧貳庫 - 中山大学行政大楼
紅52 南台灣客運 台鉄新左營駅 - 中山大学 二段運賃。

隣の駅

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高雄捷運
橘線
哈瑪星駅 - 塩埕埔駅
環状軽軌
駁二蓬萊駅 C13 - 哈瑪星駅 C14 - 寿山公園駅 C15

註釈

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  1. ^ 9月14日開業後の運営日数は109日だが、統計は有料化開始の9月21日以降102日で算出している[11]

脚注

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  1. ^ 命名活動時の候補は打狗驛、哈瑪星、高雄港で、投票時の候補は得票順に哈瑪星、打狗驛、高雄驛だった。

出典

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  1. ^ “高雄市の小学校、「ハマセン」の栄華をトイレで再現”. Taiwan Today. (2020年10月22日). https://jp.taiwantoday.tw/news.php?unit=148,149,150,151,152&post=187626 
  2. ^ (繁体字中国語)鼓山區濱海路沿線商家反對 捷運延伸西子灣案卡 (中國時報)2003-07-21,国立中山大学/中国時報
  3. ^ (繁体字中国語)西子灣站2010-05-31,臺灣大百科全書(中華民国文化部
  4. ^ (繁体字中国語)“高雄捷運橘線14日起開放免費搭乘8天”. 高雄捷運公司. オリジナルの2008年11月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20081101142813/http://www.krtco.com.tw/flourishing/flourishing-1_detail.aspx?ID=66a95806-1574-4805-b238-da14d07d10eb 2009年6月11日閲覧。 
  5. ^ (繁体字中国語)“高雄捷運橘線通車典禮21日登場”. 高雄捷運公司. オリジナルの2008年11月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20081105131007/http://www.krtco.com.tw/flourishing/flourishing-1_detail.aspx?ID=7da9e475-4576-49a2-a078-a709ae5bd090 2009年6月11日閲覧。 
  6. ^ 路線図 - 高雄MRT
  7. ^ (繁体字中国語)“高雄環狀輕軌動工 108年底完工”. 大紀元. (2013年6月4日). https://www.epochtimes.com/b5/13/6/4/n3886630.htm 
  8. ^ (繁体字中国語)“高雄環狀輕軌C1-C14站有名字了!最快8月通車”. The News Lens. (2015年3月30日). https://www.thenewslens.com/post/144007/ 
  9. ^ (繁体字中国語)迎接生態交通盛典 水岸輕軌全線通車 2017年9月26日 中央通訊社
  10. ^ “高雄ライトレール、第2期大南環区間が12日に開業”. Taiwan Today. (2021年1月11日). https://jp.taiwantoday.tw/news.php?unit=151&post=192362 
  11. ^ (繁体字中国語)高雄捷運公司 (2009年1月10日). “高雄都會區大眾捷運系統各站旅運量統計表”. 高雄市政府交通局. p. 頁10. 2019年5月5日閲覧。
  12. ^ (繁体字中国語)高雄都會區大眾捷運系統各站旅運量統計表 中華民國98年”. 高雄市政府捷運工程局. p. 13 (2009年1月10日). 2019年10月27日閲覧。
  13. ^ (繁体字中国語)高雄都會區大眾捷運系統各站旅運量統計表 中華民國99年”. 高雄市政府捷運工程局. p. 13. 2019年10月27日閲覧。
  14. ^ (繁体字中国語)高雄都會區大眾捷運系統各站旅運量-年 依 年, 捷運站別 與 入出站”. 高雄市政府交通局 (2021年3月12日). 2021年3月12日閲覧。 高雄市統計資訊服務網


外部リンク

[編集]

哈瑪星 - 高雄MRT (日本語)