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嘉穂信号場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
嘉穂信号場
かほ
Kaho
地図
所在地 福岡県嘉穂郡嘉穂町大字牛隈
北緯33度34分19.8秒 東経130度44分16.3秒 / 北緯33.572167度 東経130.737861度 / 33.572167; 130.737861座標: 北緯33度34分19.8秒 東経130度44分16.3秒 / 北緯33.572167度 東経130.737861度 / 33.572167; 130.737861
所属事業者 九州旅客鉄道
駅構造 単線分岐型信号場

閉塞境界型棒線信号場
開業年月日 1966年昭和41年)2月28日[1]
廃止年月日 1988年(昭和63年)9月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 上山田線
キロ程 10.7 km(飯塚起点)
大隈 (1.1 km)
(1.7 km) 下山田
所属路線 漆生線
キロ程 6.2 km(下鴨生起点)
才田 (1.1 km)
(1.7 km) 下山田
備考 漆生線1986年(昭和61年)4月1日廃止、漆生線との分岐信号場としての機能は同時に消滅[1]
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嘉穂信号場(かほしんごうじょう)は、かつて福岡県嘉穂郡嘉穂町(現・嘉麻市)大字牛隈に設置されていた、九州旅客鉄道(JR九州)の信号場である。

上山田線漆生線の施設上の分岐点であったが、1986年昭和61年)4月、漆生線の廃止とともに分岐信号場としての機能を失い、閉塞境界型棒線信号場となった(タブレット交換風景は、上山田線廃止時まで見られた)。そのため、信号場としてはJR九州に引き継がれた後、1988年(昭和63年)9月1日をもって上山田線の廃止と同時に廃止された。なお、国鉄再建法による特定地方交通線に指定された路線を複数有して尚且つ分岐点となっていた信号場は、国鉄・JRの路線では当信号場のみであった。

歴史

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構造

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筑豊炭田苅田港を短絡する目的で計画された油須原線構想に基づいて建設された、漆生線の延長部分と既設の上山田線の接続点に設置された信号場で、両線が下山田駅に向かって合流する配線である。上山田線大隈駅との距離は1.1 km、下山田駅との距離は1.7 km、漆生線才田駅との距離は1.1 kmであった。

周辺

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現状

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廃止後、20年近くにわたって施設が残っていたが2008年(平成20年)頃より順次撤去され、当信号場の跡地は道路化された。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
上山田線
大隈駅 - 嘉穂信号場 - 下山田駅
日本国有鉄道
漆生線
才田駅 - 嘉穂信号場 - 下山田駅

脚注

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  1. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、803頁。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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