コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

漆生駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
漆生駅
駅跡の公園(2007年11月)
うるしお
Urushio
鴨生 (2.4 km)
(1.5 km) 才田
地図
所在地 福岡県嘉穂郡稲築町漆生
北緯33度35分22.2秒 東経130度43分15.2秒 / 北緯33.589500度 東経130.720889度 / 33.589500; 130.720889座標: 北緯33度35分22.2秒 東経130度43分15.2秒 / 北緯33.589500度 東経130.720889度 / 33.589500; 130.720889
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 漆生線
キロ程 3.6 km(下鴨生起点)
電報略号 ウオ←ウヲ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1913年大正2年)8月20日[1]
廃止年月日 1986年昭和61年)4月1日[1]
テンプレートを表示

漆生駅(うるしおえき)は、かつて福岡県嘉穂郡稲築町(現在の嘉麻市)漆生に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)漆生線である。

長らく漆生線の終着駅だったが、油須原線構想により1966年昭和41年)に下山田駅(施設上は嘉穂信号場)まで延長され、途中駅となった。しかしながらほとんどの列車が当駅止まりで、下山田方面への列車は開通から3年後でも4往復[2]、営業末期は3往復[3]ととても少なかった。

漆生線の廃止に伴い、1986年(昭和61年)4月1日廃駅となった[1][4]

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

島式ホーム1面2線[注釈 1]側線を有する地上駅であり、木造駅舎を有していた。委託駅であり、駅舎とホームの間は通路と構内踏切で連絡していた。なお、当駅に併設していた側線は石炭輸送の廃止後は放置状態がそのまま続いていた。

駅周辺

[編集]

隣の駅

[編集]
日本国有鉄道
漆生線
鴨生駅 - 漆生駅 - 才田駅
漆生線貨物支線(1968年廃止)
漆生駅 - (貨)稲築駅

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ (駅舎側の1線は下鴨生方面にはつながっていない)

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、802頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』 1969年9月
  3. ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』 1983年6月
  4. ^ a b c d e f 『旧国鉄・JR鉄道線廃止停車場一覧』1996年8月、86-87頁。 
  5. ^ “第五次「営近」交渉まとまる 門鉄、国鉄門司地本と”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年2月21日) 
  6. ^ “きょうから第五次営近実施へ 門鉄”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年3月5日) 

関連項目

[編集]