嘉穂町
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かほまち 嘉穂町 | |||||
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廃止日 | 2006年3月27日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 山田市、稲築町、碓井町、嘉穂町 → 嘉麻市 | ||||
現在の自治体 | 嘉麻市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 福岡県 | ||||
郡 | 嘉穂郡 | ||||
市町村コード | 40424-1 | ||||
面積 | 87.34 km2 | ||||
総人口 |
9,692人 (2006年1月1日) | ||||
隣接自治体 | 山田市・碓井町・桂川町・筑穂町・稲築町・川崎町・添田町・朝倉市・筑前町・東峰村 | ||||
町の木 | 柘植(ツゲ) | ||||
町の花 | 躑躅(ツツジ) | ||||
嘉穂町役場 | |||||
所在地 |
〒820-0392 福岡県嘉穂郡嘉穂町大字大隈町733番地 | ||||
座標 | 北緯33度32分57秒 東経130度44分35秒 / 北緯33.5492度 東経130.7431度座標: 北緯33度32分57秒 東経130度44分35秒 / 北緯33.5492度 東経130.7431度 | ||||
ウィキプロジェクト |
嘉穂町(かほまち)は、福岡県のほぼ中央に位置した町。旧嘉麻郡。
山田市、稲築町、碓井町と2006年3月27日に対等合併して嘉麻市となった。
地理
[編集]福岡県の中央部、筑豊地区の南端部、福岡市から東へ約40km、北九州市から南へ約55km、飯塚市から南東へ約10kmの場所に位置している。町域北部は筑豊盆地の南端部にあたり、町の中心部となっている。町域の西部・南部・東部は700m〜1,000m級の山々が連なる山地である。町の南東端部には遠賀川源流点がある。
隣接していた市町村
[編集]歴史
[編集]近現代
[編集]- 1889年4月1日 - 町村制施行により、現在の町域にあたる以下の村が発足。
- 嘉麻郡大隈村・千手村・宮野村・足白村
- 1892年1月18日 - 【町制施行】大隈村→大隈町
- 1896年2月26日[矛盾 ] - 【郡制施行による所属郡変更】嘉麻郡→嘉穂郡
- 1951年9月3日 - 嘉穂炭鉱の坑道が水没。12人が溺死[1]。死者30人以上。
- 1955年1月1日 - 【新設合併】大隈町・千手村・宮野村・足白村 → 嘉穂町
- 2006年3月27日 - 【廃止】嘉麻市発足のため
行政
[編集]平成の大合併
[編集]嘉飯山地区と呼ばれる飯塚市・山田市(いずれも元嘉穂郡)および嘉穂郡の全町とともに「嘉飯山2市8町合併協議会」を設立し、合併へ向けた協議が行われたが、2004年8月に桂川町が協議会から離脱したため不成立に終わった。その後、旧嘉麻郡にあたる山田市・稲築町・碓井町と新たに「嘉穂南部1市3町合併協議会」を設立し、2006年3月27日に嘉麻市を発足させることになった。
地域
[編集]教育
[編集]高等学校
[編集]- 福岡県立嘉穂工業高等学校(2007年3月31日限りで廃止)
- 福岡県立嘉穂中央高等学校嘉穂町立大隈城山校(定時制のみ)
中学校
[編集]町立
- 嘉穂中学校
小学校
[編集]町立
- 大隈小学校
- 牛隈小学校
- 宮野小学校
- 桑野分校(休校中)
- 足白小学校
- 千手小学校
- 泉河内小学校
交通
[編集]鉄道
[編集]町内に鉄道路線はない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR九州筑豊本線および篠栗線の桂川駅。
廃止路線
[編集]鉄道路線としては1988年までは上山田線が町内を通っており、町内には大隈駅があった。
バス
[編集]- 西鉄バス筑豊
- 山田市バス(山田市が運行する、道路運送法第80条但し書きに準拠する白ナンバーバス)
- 嘉穂町牛隈地区 - 山田市
- 嘉穂町バス(嘉穂町が運行する、道路運送法第80条但し書きに準拠する白ナンバーバス)
- 町内各地
道路
[編集]町内に高速道路はない。
一般国道
[編集]主要地方道
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]麟翁寺(益富城搦手門、母里太兵衛墓所)
嘉穂町出身の有名人
[編集]- つかこうへい(演出家)
脚注
[編集]- ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、83頁。ISBN 9784816922749。