地中海学会
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地中海学会(ちちゅうかいがっかい、英名 Collegium Mediterranistarum[1])は、地中海・環地中海域の総合的研究および関連分野間の交流のため1977年5月に設立された学会[2]。
事務局を東京都港区元麻布3-12-3麻布聖徳ビル 2Fに置いている(2014年8月~)[3]。現在の役員は、会長:小佐野重利、副会長:小池寿子、高山博、事務局長:秋山聡。
設立趣意
[編集]要旨[4]
- 地中海は、先史期より現代に至るまで、環地中海域、周域内陸部の文化にとってもっとも豊かな源泉であった。
- 地中海的風土、またそれに伴う感覚的特性は、周辺地域文化形成の原点のひとつである。
- 地中海的な感性への近接には、作家、詩人、芸術家の視点による感性的理解が不可欠である。
事業
[編集]- 講演会・シンポジウム・研究会の開催、年刊の学術雑誌『地中海学研究』および『地中海学会月報』(年10回)の発行、文献・資料の収集、公開音楽会の開催など[5]。
- 地中海学会賞:学術的業績や文化交流への貢献などを顕彰する、学会賞。
- ヘレンド社及び、ヘレンド日本総代理店星商事株式会社の支援により、若手研究者奨励のためのヘレンド賞を授賞している。
歴代会長
[編集]- 初代:谷川徹三(1977年~)
- 2代:村川堅太郎
- 3代:牟田口義郎
- 4代:桐敷真次郎
- 5代:高階秀爾
- 6代:樺山紘一
- 7代:青柳正規
- 8代:陣内秀信
- 9代:本村凌二(2017年~2021年)
- 10代:小佐野重利(2021年~)
脚注
[編集]- ^ “地中海学会”. 学会名鑑. 日本学術会議・日本学術協力財団・科学技術振興機構. 2018年10月11日閲覧。
- ^ 歴史 - 活動のあらまし
- ^ “活動のあらまし | 地中海学会 | Collegium Mediterranistarum”. 2023年12月12日閲覧。
- ^ 設立趣意書
- ^ 事業内容および事業体制