坂内宏観
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坂内 宏観(ばんない こうかん、1900年(明治33年)2月1日[1] - 1962年(昭和37年)7月4日)は、昭和時代の版画家、日本画家。
来歴
[編集]本名は坂内定夫(「貞夫」は誤記)。福島県大沼郡会津高田町(現・会津美里町)に生まれた。旧制会津中学校卒業[1]。独学で日本画を学んでおり、昭和17年(1942年)に渡辺木版美術画舗から新版画の作品を発表している。風景画「現代東海道五十三次」のシリーズが知られている。また、松坂屋、銀座伊東屋、日本工業倶楽部会館において個展を開催した。
作品
[編集]- 「現代東海道五十三次 雪の日本橋」 木版画 東京国立近代美術館所蔵
- 「現代東海道五十三次 熱田 明けゆく古城」 木版画 東京国立近代美術館所蔵
- 「現代東海道五十三次 箱根 芦ノ湖」 木版画 東京国立近代美術館所蔵
脚注
[編集]参考図書
[編集]- 清水澄編 『浮世絵人名辞典及び現代版画家名鑑』 東京美術倶楽部、1954年