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境真良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

境 真良(さかい まさよし、1968年(昭和43年)8月13日[1] - )は、日本官僚、研究者、芸能評論家

経済産業省消費者政策研究官[2]、iU(情報経営イノベーション専門職大学)准教授(専任)、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター (GLOCOM) 客員研究員。

来歴

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東京都生まれ[要出典]麻布中学校・高等学校を卒業[3]。学生時代よりゲームデザイナーライターとして活動[要出典]1993年(平成5年)、東京大学法学部を卒業[要出典]。同年、通商産業省(現:経済産業省)に入省[要出典]

入省後は、同省資源エネルギー庁公益事業部計画課(電気事業法改正担当)、国土庁地方産業振興室、瀋陽総領事館大連事務所に勤務[4]

2001年(平成13年)1月の中央省庁再編後、経済産業省文化情報関連産業課(メディア・コンテンツ課)の起ち上げに課長補佐として参画[要出典]。その後、東京国際映画祭事務局長(官民交流)、経済産業省商務情報政策局プラットフォーム政策室課長補佐、早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員准教授(専任扱い)勤務を経て[5]2009年(平成21年)4月に経済産業省情報経済課課長補佐、同7月から同省国際戦略情報分析官(情報産業)を長く勤めた(途中、2012年8月から1年間、ドワンゴニコニコ動画)での勤務(官民交流)を含む)後、2018年(平成30年)7月に独立行政法人情報処理推進機構(IPA)参事[要出典]2023年(令和5年)7月から経済産業省消費者政策研究官。また、同時に、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所非常勤講師(2004年 - 2005年)を務めて以来、大学の非常勤講師を多く経験し、2020年よりiU(情報経営イノベーション専門職大学)准教授(専任)を兼務する。

人物

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  • 専門分野はIT、コンテンツ、アイドル等に関する産業と制度[2]。私的にもアジアの都市文化融合現象を16歳の頃から追っており、趣味は海賊版収集の他、アイドル研究、読書(マンガ)、コンピュータいじり等[5]
  • Twitterの自己紹介欄では「さかい魔。本名は境真良。旅人。あるいは、電波系。GLOCOMの人。」「エンタメ業界をもりたてたい人。」とする[6]。また、ももいろクローバーZの熱心なファンを意味する「モノノフ」を自称する(推しメンは佐々木彩夏[7])。ブログの自己紹介欄では「コンテンツ系官僚」とする[8]

著書

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単著
  • 『テレビ進化論』(講談社現代新書)講談社、2008年。
  • 『Kindleショック インタークラウド時代の夜明け』(ソフトバンク新書)ソフトバンククリエイティブ、2010年。
  • 『アイドル国富論: 聖子・明菜の時代からAKB・ももクロ時代までを解く』東洋経済新報社、2014年。
共著
  • 佐野真一四元正弘田中秀幸、境真良著『出版ルネサンス』長崎出版、2003年。
  • 出版コンテンツ研究会、岩本敏小林弘人佐々木隆一加茂竜一、境真良、柳与志夫著『デジタルコンテンツをめぐる現状報告―出版コンテンツ研究会報告2009』ポット出版、2009年。
  • 東浩紀著・編集、他著『日本2.0 思想地図β vol.3』ゲンロン、2012年。
  • 東浩紀著・編集、他著『震災ニッポンはどこへいく 東浩紀対談集:ニコ生思想地図コンプリート』ゲンロン、2013年。

論文

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  • 「電気事業法をめぐる規制緩和--平成7年電気事業改正の概要」動力 45 (228)、pp.7-15、1995年5月。
  • 「経済産業省に訊く(特別企画2 映画消滅の危機!?(第3弾))」高橋千秋、境真良、小沢寛倫、キネマ旬報 (1337)、93-96、2001年8月。
  • 「東京国際映画祭をもっと楽しくする方法(特集 知的財産立国に向けた歩み)」アウラ (165)、12-16、2004年6月。
  • 「リンデンドルは現実通貨になれるか(仮想世界の経済力 セカンドライフの膨張)」エコノミスト 85(38)、88-89、2007年7月24日。
  • 「境真良氏に聞く コンテンツ産業の今と将来」境真良、古矢眞義、CIAJ journal 48 (11)、4-9、2008年11月。
  • 「IECPレポート コンテンツ産業の再デザイン」境真良、福冨忠和智場 (112)、102-107、2008年12月。
  • 「IECPレポート AR時代の社会--『電脳コィル』の世界が来る」鈴木健[要曖昧さ回避]山口浩、境真良、智場 (112)、108-115、2008年12月。
  • 「仮想世界サービスの今後の展望と課題 (2) 現実を拡張する仮想現実 (経営情報フォーラム)」経営情報学会誌 17 (3)、91-94、2008年12月。
  • 「ユーザージェネレーテッドXXの時代 (ネットコミュニティと社会)」ネットコミュニティ白書 2009、80-87、2009年。
  • 「Media Convergence Its Business and Environment」情報通信学会誌 28 (2)、28-31、2010年9月25日。
  • 「我が国の情報通信ビジネスの国際展開」パク・キソン谷脇康彦、境真良他、平田正之武市博明村上輝康三友仁志、情報通信学会誌 29 (4)、11-30、2012年3月25日。
  • 「Talk ニコ生思想地図『日本2.0』から考える (1) 新憲法と政治メディア」津田大介、境真良、東浩紀、Genron etc. = ゲンロンエトセトラ:コンテクチュアズ友の会会報 (4)、4-35、2012年8月。
  • 「座談会 小林節+ゲンロン憲法委員会 憲法から考える国のかたち:人権、統治、平和主義」小林節、境真良、西田亮介他、ゲンロン通信 14、23-51、2014年9月。

脚注

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  1. ^ sakaimaの2014年8月13日20時23分のツイート- X(旧Twitter)
  2. ^ a b amazon. “著者について”. アイドル国富論: 聖子・明菜の時代からAKB・ももクロ時代までを解く. https://www.amazon.co.jp/dp/4492396071/ref=cm_sw_r_tw_dp_wvzZub0RN6H2Q 2015年2月1日閲覧。 
  3. ^ sakaimaの2010年10月4日11時28分のツイート- X(旧Twitter)
  4. ^ 日中韓女性経済会議2006実行委員会事務局. “05年開催講演録他:講師プロフィール一覧<境 真良 氏 Masayoshi SAKAI”. 日中韓女性経済会議. http://wgec.access-point.info/05/05prof_sakai.html 2015年2月1日閲覧。 
  5. ^ a b 有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会. “境 真良 氏 プロフィール”. シンポジウム『仮想世界の法と経済』~仮想空間で生じる、現実的課題の解消に向けて~. http://www.bba.or.jp/virtualworld/2007/07/masayoshi_sakai.html 
  6. ^ 境 真良@iU/GLOCOM/IPA(あーりん推し/芸能人スキャンダルネタ要らない) (@sakaima) - X(旧Twitter)
  7. ^ sakaimaの2013年1月16日8時44分のツイート- X(旧Twitter)
  8. ^ “プロフィール”. 感量主導 ~ led by passion ~. http://d.hatena.ne.jp/masays/ 2015年2月1日閲覧。 

外部リンク

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