大仏 (曖昧さ回避)
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大仏、大佛(だいぶつ、おさらぎ)
- 大仏(だいぶつ)は、大きな仏像を指す通称。
- 大仏(おさらぎ)は、日本の姓のひとつ。なぜ「おさらぎ」と読むのかについては諸説ある。
- 山形県東根市にある「若木山(おさなぎやま)」は、山容が大仏に似ていることから「大仏山(だいぶつやま)」とも呼ばれ、「若木」=「大仏」で、「おさなぎ」→「おさらぎ」になったという説。鎌倉との繋がりとしては、康平年間(1058年 - 1065年)に鶴岡八幡宮の神人であった三浦氏下野守平為澄によって現在の山形県東根市に若宮八幡神社が創建されている。(出典:角川書店『日本地名大辞典 6 山形』)
- 「オサラギ」に「大仏」を当てたのは、新たに建立された大仏が大和言葉で「オホ(大)サラギ(新参者)」であったことによるという説。(出典:吉田茂樹『日本地名辞典』)
- 寺院に関係しない山の斜面などに散見される地名のひとつ。大和言葉の「オホ(大)ソレ(焼畑)キ(場所)」の変化で、山地の焼畑のあった場所を指す言葉が転じたという説。(出典:吉田茂樹『日本地名辞典』)
- 大仏(おさらぎ)は、鎌倉幕府の執権を世襲した北条氏の名字のひとつ。詳細は大仏流北条氏を参照。
- 大仏(だいぶつ、おさらぎ)は、日本各地にある地名。
- 大仏(だいぶつ)は、中国の地名。