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大同郷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宜蘭県の旗 宜蘭県 大同郷
別称: 太平
地理
位置 北緯24°36'
東経121°32'
面積: 657.5442 km²
各種表記
繁体字: 大同
日本語読み: だいどう、たいとう
拼音: Dàtóng
注音符号: ㄉㄚˋㄊㄨㄥˊ
片仮名転写: ダートン
台湾語: Tāi-tông
客家語: Thai-thùng
タイヤル語: Minnau
行政
行政区分:
上位行政区画: 宜蘭県の旗 宜蘭県
下位行政区画: 10村74鄰
大同郷長: 陳成功
公式サイト: 大同郷公所
情報
総人口: 6,078 人(2016年1月)
世帯数: 1,887 戸(2016年1月)
郵便番号: 267
市外局番: 03
大同郷の木: -
大同郷の花: -
大同郷の鳥: -
テンプレートを表示
タイヤル生活館
松羅村長老会天主堂

大同郷(ダートン/だいどう-きょう)は台湾宜蘭県

地理

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大同郷は宜蘭県南西端に位置し、西は拳頭母山、バボークル山、及び瑪瑙山の稜線を以て新北市桃園県及び新竹県と界し、南はピヤナン鞍部の稜線を以て台中市と界し、東は中央山脈を以て南澳郷と界している。典型的な山地郷であり、山地地形は全面積の三分の一におよぶ。住民は原住民のタイヤル族が大部分を占める。

歴史

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大正9年(1920年)に全域が臺北州羅東郡の蕃地とされ、大湖桶山、內員山、蕃社坑、大元山、清水、上清水、九芎湖、清水坑、牛衝鬥、松欏溪、圓山(まるやま)、打馬崙鹿場、冷水坑、ボンボン溪、ボンボン社、濁水、トールイ溪、バヌン社、ボンボン山、大內臺(おおうち-だい)、バゴン、タボー、太平山、シキクン社、マナウヤン社、ビヤナン社、ルモアン社、田丸(たまる)合流點、西村(にしむら)合流點、池ノ端(いけのはた)の三十字が置かれた[1]

昭和17年(1942年)頃、大東亜戦争および皇民化運動の進展にともない昭和村、圓山村、日向村、宮下村、川邊村、太平山村、敷島村、元山村、大和村、田丸村の十村に統合する計画があったが、実施されなかった[2]

終戦後の1945年、当郷を発する宜蘭濁水渓(現・蘭陽渓)に因んで濁水郷が設置され、1947年、郷内の太平山に因んで太平郷と改称、下級行政区分として濁水村、寒溪村、松羅村、土場村、四季村、埤南村及び太平村の七村が置かれたが、1958年、台中県太平郷と同名である事により、大同郷と改められた。

経済

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行政区

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地区
前山 崙埤村、松羅村、英士村、太平村、楽水村、復興村、寒渓村
後山 茂安村、四季村、南山村

歴代郷長

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氏名 任期

教育

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国民中学

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国民小学

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交通

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種別 路線名称 その他
省道 台7線 北部横貫公路
省道 台7甲線
省道 台7丙線
軽便鉄道 羅東森林鉄路 1979年廃止
楽水駅土場駅
軽便鉄道 太平山森林鉄路 1979年廃止

観光

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太平山国家森林遊楽区の正門
明池

出典

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  1. ^ 「州、廳ノ位置、管轄區域及郡市ノ名稱、位置、管轄區域」大正九年八月十日、臺灣總督府令第四十七號。
  2. ^ 「臺北州下 蕃社名を日本式に 風土、地形、史蹟に因み改稱」『臺灣日日新報』昭和十七年六月二十三日。

外部リンク

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