大学日本代表 対 NPBフレッシュ選抜
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大学日本代表 対 NPBフレッシュ選抜 | |
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競技 | 野球 |
主催 | 日本野球機構、全日本大学野球連盟 |
開始年 | 2010年 |
参加チーム | 2 |
世界大学野球選手権 日本代表壮行試合 スカパー! プレゼンツ 大学日本代表 対 NPB フレッシュ選抜は、プロ野球である日本野球機構(NPB)と、アマチュアである全日本大学野球連盟の両者の主催で行われる、野球の二度目の「プロと大学の選抜チーム同士による交流戦」である。2010年7月26日、東京ドームにて開催。
開催経緯
[編集]日本初開催となる第5回世界大学野球選手権(同年7月30日-8月7日開催)への壮行試合として、大会出場予定の選手による大学野球選抜チームと、7月22日に長崎で開催のプロ野球フレッシュオールスターゲーム 2010に出場する選手を中心に選抜されたプロチームが対戦する交流試合である。冠スポンサーは、スカパー!。
2009年11月22日に行われたプロアマ初の交流試合U-26 NPB選抜 対 大学日本代表が大成功に終わり、試合後に交流戦を2010年7月に再び行う方向で調整することを表明。その後、2010年5月28日に公式ホームページの解説と同時に、交流試合を行う旨の正式発表を行った。
試合形式
[編集]- 試合は九回をもって終了とし、同点の場合は引き分けとなる。
- ホーム(3塁、後攻)側は大学日本代表、ビジターは NPBフレッシュ選抜、(1塁、先攻)側となる。
- 審判員は4人制(JUBF所属審判員4名)となる。
- ユニフォームは、大学日本代表は代表ホーム用、NPBフレッシュ選抜は選手の所属球団のビジター用を着用する。
- 指名打者制ルールを採用する。
- 出場人員は、両チームとも監督1名、コーチ3名以内、選手24名、チームスタッフ5名(マネージャー、トレーナー、広報、用具等)とする。
- 選手選抜方法は、監督1名、コーチ、選手22名、チームスタッフ5名(マネージャー、トレーナー、広報、用具等)とする。
- 大学日本代表
- 第5回FISU世界大学野球選手権大会に出場する日本代表チーム。
- NPBフレッシュ選抜
- フレッシュオールスターゲーム2010出場選手を中心に、一軍登録されていない選手。
- 大学日本代表
試合中継
[編集]テレビ
[編集]- 冠スポンサーであるスカパー!の独占放送。スカチャンおよびスカチャンHDで生放送。なお、PPVではなく、スカパー!のチャンネル契約者は無料で視聴できる。
ラジオ
[編集]- ニッポン放送で生放送。
試合結果
[編集]試合開始時間 18:30(2時間27分、23,032人)
JUBF | 0 - 4 | NPB |
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代表メンバー
[編集]No.は背番号。所属等は選出当時。
大学日本代表
[編集]位置 | No. | 氏名 | 所属等 |
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監督 | 30 | 榎本保 | 近畿大学監督 |
コーチ | 40 | 應武篤良 | 早稲田大学監督 |
50 | 横井人輝 | 東海大学監督 | |
55 | 古川祐一 | 神奈川大学監督 | |
投手 | 1 | 斎藤佑樹 | 早稲田大学 |
11 | 菅野智之 | 東海大学 | |
14 | 乾真大 | 東洋大学 | |
15 | 大石達也 | 早稲田大学 | |
17 | 藤岡貴裕 | 東洋大学 | |
18 | 澤村拓一 | 中央大学 | |
20 | 野村祐輔 | 明治大学 | |
21 | 中後悠平 | 近畿大学 | |
捕手 | 22 | 小池翔大 | 青山学院大学 |
27 | 伏見寅威 | 東海大学 | |
内野手 | 2 | 井上晴哉 | 中央大学 |
3 | 渡邉貴美男 | 國學院大学 | |
4 | 阿部俊人 | 東北福祉大学 | |
5 | 鈴木大地 | 東洋大学 | |
6 | 荒木郁也 | 明治大学 | |
7 | 岡崎啓介 | 立教大学 | |
8 | 松本幸一郎 | 立教大学 | |
28 | 多木裕史 | 法政大学 | |
外野手 | 9 | 伊藤隼太 | 慶應義塾大学 |
10 | 伊志嶺翔大 | 東海大学 | |
24 | 長谷川雄一 | 近畿大学 | |
25 | 若松政宏 | 近畿大学 |
NPBフレッシュ選抜
[編集]位置 | No. | 氏名 | 所属等 |
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監督 | 83 | 岡崎郁 | 読売ジャイアンツ二軍監督 |
コーチ | 79 | 大西崇之 | 読売ジャイアンツ二軍外野守備走塁コーチ |
79 | 五十嵐章人 | 福岡ソフトバンクホークス二軍外野守備走塁コーチ | |
82 | 木村龍治 | 読売ジャイアンツ二軍投手コーチ | |
86 | 岸川勝也 | 読売ジャイアンツ二軍打撃コーチ | |
88 | 仁村徹 | 東北楽天ゴールデンイーグルス二軍監督 | |
90 | 河本育之 | 読売ジャイアンツ二軍投手コーチ | |
投手 | 27 | 秋山拓巳 | 阪神タイガース |
47 | 赤川克紀 | 東京ヤクルトスワローズ | |
51 | 植松優友 | 千葉ロッテマリーンズ | |
58 | 阿斗里 | 横浜ベイスターズ | |
58 | 辛島航 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | |
59 | 矢地健人 | 中日ドラゴンズ | |
62 | 山崎正貴 | オリックス・バファローズ | |
93 | 笠原将生 | 読売ジャイアンツ | |
捕手 | 52 | 中村悠平 | 東京ヤクルトスワローズ |
59 | 黒羽根利規 | 横浜ベイスターズ | |
内野手 | 2 | 今宮健太 | 福岡ソフトバンクホークス |
13 | 堂林翔太 | 広島東洋カープ | |
50 | 翔太 | 千葉ロッテマリーンズ | |
54 | 藤村大介 | 読売ジャイアンツ | |
55 | 大田泰示 | 読売ジャイアンツ | |
55 | 筒香嘉智 | 横浜ベイスターズ | |
56 | 中川大志 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | |
61 | 杉谷拳士 | 北海道日本ハムファイターズ | |
外野手 | 54 | 大平成一 | 北海道日本ハムファイターズ |
65 | 斉藤彰吾 | 埼玉西武ライオンズ | |
66 | 田中大二郎 | 読売ジャイアンツ | |
68 | 枡田慎太郎 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
概要
[編集]- 12月9日 NPBはNPB選抜と大学日本代表の交流戦を2010年7月に再び行う方向で調整していると明かした。下田邦夫事務局長は「シーズン中のため、個人的には、大学生と同じ22歳以下の選抜チームにできないかと考えている」とコメントした。[1]
- 4月27日 2010年10月に台湾で行われるIBAFインターコンチネンタルカップに、巨人の岡崎郁2軍監督が就任する発表と同時に、本大会でもNPB側の監督となることが内定。[2]
- 5月28日 公式HPを開設。
- 6月22日 大学日本代表チームの監督、コーチ、選手を発表。
- 7月12日 NPBフレッシュ選抜出場選手を発表。ほとんどの出場選手は、フレッシュオールスターに出場しない選手となった。また国歌斉唱は、藤澤ノリマサと発表された。
脚注
[編集]- ^ NPB選抜vs大学日本代表戦、来年も7月開催へ 読売新聞2009年12月9日付
- ^ 【プロ野球】巨人の岡崎2軍監督が指揮 若手プロ出場の国際大会 産経新聞2010年4月27日付