山崎正貴
オリックス時代 | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | 日本 |
出身地 | 千葉県船橋市(福岡県福岡市生まれ) |
生年月日 | 1989年5月9日(35歳) |
身長 体重 |
183 cm 75 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2007年 高校生ドラフト4巡目 |
初出場 | NPB / 2010年8月14日 |
最終出場 | NPB / 2010年8月14日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
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派遣歴 | |
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この表について
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山崎 正貴(やまざき まさたか、1989年5月9日 - )は、千葉県船橋市出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]市立船橋高校では当初は内野手であり、1年秋には内野手としてベンチ入りしていたが、2年春に地肩の強さを活かして投手へ転向、最速147キロをマークし、岩嵜翔との2枚看板として活躍する。3年夏には背番号10番で第89回全国高等学校野球選手権大会に出場。文星芸大附属高校戦では4番に座り先発のマウンドに上るも、佐藤祥万の前に0-5で初戦敗退。
秋に行われた2007年の高校生ドラフトでオリックス・バファローズから4巡目指名を受け入団。この際、チームメイトの岩嵜は外れ1巡目指名で福岡ソフトバンクホークスに入団している。
プロ入り後
[編集]2008年は、ファームで9試合登板(23回2/3)し、防御率6.08。
2009年も、ファームで23試合登板(31回)し、防御率7.26。8月21日の阪神戦では、ウエスタン・リーグ初勝利を挙げる。
2010年は、大学日本代表 対 NPBフレッシュ選抜に出場し、1回を無失点に抑える。8月13日に初めての一軍昇格を果たし、翌14日の埼玉西武ライオンズ戦で初登板、1回1/3を投げ3失点を喫する。一軍での登板は1試合にとどまり、以降は再び二軍暮らしとなった。ファームでは19試合登板(78回1/3)し、防御率3.45。7暴投はリーグ1位タイ。
2011年11月9日に戦力外通告を受け、同年12月2日に育成選手として再契約した[1]。翌2012年10月31日に自由契約となり、12月3日に再契約した[2]。
2013年4月1日にBCリーグの福井ミラクルエレファンツに派遣されることが発表された[3]。当初は6月30日までの予定だったが、チームトップタイの2勝を挙げたことや、先発投手が手薄なチーム事情もあり、シーズン終了まで派遣期間が延長されることとなった[4]。後期は前期の不振から立ち直り、5勝を記録。福井の後期優勝に大きく貢献した。また、個人タイトルでは最多奪三振を受賞。一方で被本塁打、失点、自責点もリーグ最多を記録するなど、一発病や大事な場面での失点も多く見られた。10月31日、育成選手の規約に基づき自由契約公示されたが[5]、12月2日、支配下登録されることが発表された[6]。それに伴い背番号が116から65に変更された。
2014年、10月1日に球団から戦力外通告を受けた[7]。12月2日、自由契約公示された[8]。
退団後
[編集]プロ野球退団後は、鋼材・建材販売の独立系商社の小野建東京支店社員の草野球チーム「小野建ライオンズ」に所属し、草野球に勤しんでいる[9]。2015年12月に開催された全国軟式野球大会甲子園カップ2015の1部大会の全国制覇に貢献し、最高殊勲選手に選出されている[10]。2019年には軟球で球速146km/hを[11]、2020年には148km/hを計測している[12]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2010 | オリックス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 9 | 1.1 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 3 | 20.25 | 3.75 |
通算:1年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 9 | 1.1 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 3 | 20.25 | 3.75 |
記録
[編集]- NPB
独立リーグでの投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
完 投 |
勝 率 |
投 球 回 |
打 者 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
奪 三 振 |
与 四 球 |
与 死 球 |
失 点 |
自 責 点 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 策 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 福井 | 22 | 7 | 9 | 0 | 2 | .438 | 139.1 | 599 | 138 | 8 | 115 | 52 | 9 | 69 | 51 | 7 | 1 | 0 | 3.29 | 1.37 |
通算:1年 | 22 | 7 | 9 | 0 | 2 | .438 | 139.1 | 599 | 138 | 8 | 115 | 52 | 9 | 69 | 51 | 7 | 1 | 0 | 3.29 | 1.37 |
- 各年度の太字はリーグ最高
背番号
[編集]- 62 (2008年 - 2011年)
- 116 (2012年 - 2013年)
- 50 (2013年) ※福井ミラクルエレファンツでの背番号
- 65 (2014年 )
脚注
[編集]- ^ “育成選手契約のお知らせ”. オリックス・バファローズ (2011年12月2日). 2011年12月2日閲覧。
- ^ “契約更改情報 12月3日(月)”. オリックス・バファローズ (2012年12月3日). 2012年12月3日閲覧。
- ^ “NPB育成選手派遣受け入れ合意のお知らせ”. BCリーグ (2013年4月1日). 2013年4月1日閲覧。
- ^ “NPB育成選手派遣 契約延長及び契約満了のお知らせ”. BCリーグ (2013年6月28日). 2013年7月1日閲覧。
- ^ “2013年度 自由契約選手(育成選手)”. 日本野球機構オフィシャルサイト. 2013年11月3日閲覧。
- ^ “山崎正貴投手 支配下選手登録のお知らせ”. オリックス・バファローズ公式サイト (2013年12月2日). 2021年4月29日閲覧。
- ^ “オリックス 西本コーチら4コーチと契約結ばず 4選手に戦力外通告”. スポーツニッポン (2014年10月1日). 2021年4月29日閲覧。
- ^ “2014年度 自由契約選手”. 日本野球機構オフィシャルサイト. 2014年12月4日閲覧。
- ^ “小野建ライオンズ|山崎 正貴”. teams. 2021年7月6日閲覧。
- ^ “ジャパンカップ2015全国大会各部閉幕!1部・小野建ライオンズら全国制覇”. 全国軟式野球ストロングリーグ草野球大会 (2016年1月15日). 2023年9月19日閲覧。
- ^ “草野球150キロ腕・杉浦「145キロ超」軟式締め”. 日刊スポーツ. (2019年12月14日) 2019年12月17日閲覧。
- ^ swbcjapan「反則…草野球で148キロ 山崎正貴投手(市立船橋-オリックス-小野建ライオンズ)」『TikTok』2023年8月22日。2024年4月19日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 山崎正貴 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube