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大島大橋 (長崎県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大島大橋
基本情報
日本
所在地 長崎県西海市
交差物件 五島灘
座標 北緯33度2分15秒 東経129度38分33秒 / 北緯33.03750度 東経129.64250度 / 33.03750; 129.64250座標: 北緯33度2分15秒 東経129度38分33秒 / 北緯33.03750度 東経129.64250度 / 33.03750; 129.64250
構造諸元
形式 鋼斜張橋
全長 1,095m
9.75m
高さ 126m
最大支間長 350m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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長崎県道52号標識

大島大橋(おおしまおおはし)は、長崎県西海市にあり、西彼杵半島と同市大島町の寺島を結ぶ斜張橋である[1]。寺島からは寺島大橋を経て大島へいたる。

1999年11月に供用開始し長崎県道路公社大島大橋有料道路として管理していたが、2011年4月に無料開放された。

概要

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沿革

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1991年に着工し、公共事業費約190億円と有料道路事業費約100億円を合わせ総事業費は約290億円。1999年(平成11年)1111日の午前111111秒に供用開始された[2]

当初、有料道路事業費の100億円については、長崎県道路公社が2029年11月までの30年間に渡り通行料金を徴収して返済する事を前提に、国などから借り入れて資金を調達した。これにより供用は5年程度早まった。

2005年10月1日より通行料を700円から300円に下げ、これにより長崎県は建設出資金35億円のうち60%にあたる21億円の返済を免除。

2010年4月、大島大橋と同様、離島に架かる長崎県内の有料道路橋梁であった平戸大橋生月大橋が、無料開放された事に伴い、西海市民からも大島大橋の無料化を求める機運が高まっていった。 これを受け、長崎県と西海市は実務者レベルでの協議を開始し、2010年度末で約38億円あった未償還金については、県の出資分にあたる14億円を長崎県が免除し、残りの24億円は市が合併特例債を活用する形で合意に至った。

2011年4月1日、無料開放。記念式典にて田中隆一西海市長ら関係者は“市民の悲願”と表現し無料化の実現を喜んだ。

有料当時の通行料金

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  • 普通車 300円
  • 中型車 350円
  • 大型車 (1) 500円
  • 大型車 (2) 850円
  • 軽自動車等 250円
  • 軽車両等 30円

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 日本の島へ行こう 寺島”. 日本の島へ行こう. 2023年11月10日閲覧。
  2. ^ “西海・大島・大橋 海に映える 白い斜張橋”. 長崎新聞. https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=634595897856689249 2023年11月25日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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