大川茂樹
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大川茂樹 | |
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生誕 |
1969年8月25日(55歳) 大阪府茨木市 |
研究分野 |
音声言語処理 信号処理 ヒューマンインタフェース コミュニケーションロボティクス |
研究機関 | 千葉工業大学 |
出身校 | 早稲田大学 |
プロジェクト:人物伝 |
大川 茂樹(おおかわ しげき、1969年8月25日 - )は、日本の工学者。博士(工学)(早稲田大学)。千葉工業大学工学部教授。同大学副学長(2015年4月 -)。専門分野は、音声言語処理、信号処理、ヒューマンインタフェース、コミュニケーションロボティクス。
略歴
[編集]- 1969年8月 - 大阪府茨木市に生まれる
- 1982年 - 千葉県浦安市立富岡小学校卒業
- 1985年 - 千葉県浦安市立富岡中学校卒業
- 1988年 - 早稲田大学高等学院卒業
- 1992年 - 早稲田大学理工学部電気工学科卒業
- 1994年 - 早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻修士課程修了
- 1994年 - 1998年 日本学術振興会特別研究員
- 1996年 - 早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻博士後期課程修了(1年短縮)。博士(工学)の学位を取得。論文の題位は「Studies on Speech Recognition Based on Accurate Phoneme Modeling(精密な音韻モデリングに基づく音声認識に関する研究)」[1]。
- 1996年 - 米国AT&T研究所研究員
- 1998年 - 千葉工業大学工学部情報ネットワーク学科助教授
- 1999年 - 米国AT&T研究所 客員研究員
- 2001年 - 千葉工業大学情報科学部情報ネットワーク学科助教授(学部改組に伴う所属学部変更)
- 2005年 - フランスコンピエーニュ工科大学客員教授
- 2006年 - 千葉工業大学工学部未来ロボティクス学科助教授
- 2007年 - 同准教授(職名変更による)
- 2007年 - 早稲田大学理工学術院非常勤講師。現在に至る。
- 2007年 - 電子情報通信学会情報・システムソサイエティ活動功労賞[2]
- 2010年 - 千葉工業大学工学部未来ロボティクス学科教授。現在に至る。
- 2011年 - 千葉工業大学大学院工学研究科未来ロボティクス専攻専攻長
- 2012年 - 千葉工業大学工学部学部長兼学長補佐。
- 2015年 - 千葉工業大学副学長。現在に至る。
人物
[編集]千葉工業大学では吹奏楽部および写真部の顧問を務める[要出典]。 アマチュアピアニスト、クラシック音楽評論家としても熱心に活動している[要出典]。 2011年、日本テレビ系『なるほどハイスクール』第1回(4月21日放送)および第5回(5月26日放送)に出演し、声の秘密や特殊なスピーカとマイクロホンについて解説し、AKB48と共演する[要出典]。
学会活動
[編集]- 日本音響学会、電子情報通信学会、人工知能学会、情報処理学会、日本音声学会、IEEE等会員
- 日本音響学会 サマーセミナー実行委員(1999年 - )・幹事(2001年)・実行委員長(2002年 - 2012年)
- 情報処理学会 音声言語情報処理研究会 研究運営委員(2000年 - 2004年)
- 情報処理学会 会誌編集委員会(アプリケーション分野)編集委員(2001年-2005年)・幹事(2003年 - 2004年)・主査(2004年 - 2005年)[3]
- 電子情報通信学会 音声研究専門委員会 幹事補佐(2003年 - 2005年)・幹事(2005年 - 2007年)[4]
- 日本音響学会 編集委員会会誌部会 委員(2003年 - )・音声分野幹事(2005年 - 2011年)・副主査(2011年 - 2015年)・主査(2015年 - 2019年)[5]
- 日本音響学会 ビギナーズセミナー実行委員会 委員長(2008年 - 2013年)
- 日本音響学会 理事(2009年 - 2013年、2017年 -)[6]
- 日本音響学会 活性化・若手育成委員会 委員長(2009年 - 2013年、2017年 - 2019年)
- 日本音響学会 出版委員会 委員長(2019年 -)
著書
[編集]- 『日経BPデジタル大事典』(一部執筆、1998年、1999年、2000年、日経BP社 )
- 『アメリカ英語の基礎知識』(2001年、培風館)
- 『音声言語処理の潮流』(共著、2010年、コロナ社)
- 『情報システムとヒューマンインタフェース』(一部執筆、2010年、早稲田大学出版部)
- 『音響学入門ペディア』(監修、2017年、コロナ社)