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大村孟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大村 孟
2018年4月7日、明治神宮野球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県鞍手郡小竹町
生年月日 (1991-12-21) 1991年12月21日(32歳)
身長
体重
169 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 捕手
プロ入り NPB / 2016年 育成選手ドラフト1巡目
初出場 NPB / 2018年4月5日
最終出場 NPB / 2019年7月7日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

大村 孟(おおむら はじめ、1991年12月21日 - )は、福岡県鞍手郡小竹町出身の元プロ野球選手捕手)。右投左打。

経歴

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プロ入り前

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東筑高では、4番を打って3年夏は県大会ベスト8[1]

高校卒業後は、国立の福岡教育大学に進学し福岡六大学リーグに加盟している硬式野球部に入部。1年次から公式戦に出場し、4年次の2013年春季は打率.385をマーク。チームから唯一、ベストナインに選出された[2]プロ志望届を提出するも[3]、2013年のプロ野球ドラフト会議で指名は無かった。

大学卒業後は、社会人野球九州三菱自動車に入団。販売店の営業マンとして勤務しながら、正捕手としてプレーする[2]。しかし、在籍していた2014年2015年は、都市対抗野球日本選手権ともに九州地区予選で敗退し、2大大会本戦出場は果たせなかった[2]。ドラフト対象となった2015年のプロ野球ドラフト会議でも指名漏れとなった。在籍時のチームメイトには、有吉優樹寺岡寛治谷川昌希らがいる。

野球に集中できる環境で勝負するために、トライアウトを経て2015年11月にベースボール・チャレンジ・リーグ石川ミリオンスターズに入団する[2]

2016年は、67試合に出場しシーズンを通して正捕手として活躍した。

2016年10月20日、プロ野球ドラフト会議において東京ヤクルトスワローズから育成選手ドラフト1位で指名を受け[4]、入団した。背番号は120。チームメイトの、安江嘉純は育成1位で千葉ロッテマリーンズへ、坂本一将は育成4位でオリックス・バファローズへそれぞれ入団した。

ヤクルト時代

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2017年は、ファームでは主に一塁手指名打者で出場し打率.268を記録するも支配下登録はならなかった。

2018年は、オープン戦で結果を残し3月20日に支配下登録された。背番号は594月5日の対広島東洋カープ戦の6回裏、代打で初出場。四球を選び、そのまま一塁の守備についた[5]。なお、バッティンググローブは旧背番号120がついたものをつけていた。

2019年は、7月2日の広島戦でプロ初本塁打・初打点を記録した。

2020年2021年は一軍出場がなく、2021年11月4日に球団より戦力外通告を受けた[6]

現役引退後

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戦力外通告の際に球団から裏方への転身を打診され承諾。2022年シーズンより球団職員とブルペン捕手を兼務する[7][8]

プレースタイル・人物

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最大の武器は、遠投115mと二塁送球1.8秒を記録する肩の強さ[2][9]

2016年に石川ミリオンスターズで監督を務めた渡辺正人は、捕手として勉強熱心で学習能力が高いと評した[2]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2018 ヤクルト 9 10 8 1 1 1 0 0 2 0 0 0 0 0 2 0 0 4 0 .125 .300 .250 .550
2019 5 5 5 1 1 0 0 1 4 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .200 .200 .800 1.000
通算:2年 14 15 13 2 2 1 0 1 6 1 0 0 0 0 2 0 0 4 0 .154 .267 .462 .729
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績

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捕手 一塁


































2018 ヤクルト 2 1 1 0 0 1.000 0 0 0 0 ---- 1 3 0 0 0 1.000
通算 2 1 1 0 0 1.000 0 0 0 0 ---- 1 3 0 0 0 1.000
  • 2021年度シーズン終了時

記録

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NPB

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初記録

独立リーグでの打撃成績

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2016 石川 67 234 26 67 10 0 2 33 0 5 1 21 2 35 .286

背番号

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  • 22(2016年)
  • 120(2017年 - 2018年3月19日)
  • 59(2018年3月20日 - 2021年)
  • 101(2022年 - )

登場曲

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  • 「Never Give Up」Sia(2018年 - 2019年)
  • 「RAIN MAKER」Theme of: Kazuchika Okada オカダ・カズチカ のテーマ(2020年 - )

脚注

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  1. ^ 2019スポニチプロ野球選手名鑑 スポーツニッポン新聞社
  2. ^ a b c d e f Road to 10.20 VOL.11”. ROUTE INN BCL. 2017年11月25日閲覧。
  3. ^ プロ野球志望届提出者 2013年”. 公益財団法人 全日本大学野球連盟. 2017年11月25日閲覧。
  4. ^ プロ野球ドラフト会議”. 東京ヤクルトスワローズ (2016年10月20日). 2017年11月25日閲覧。
  5. ^ “ヤクルト大村「緊張すごいした」プロ初打席で四球”. 日刊スポーツ. (2018年4月5日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201804050000905.html 
  6. ^ 来季の契約について”. 東京ヤクルトスワローズ. 2021年11月4日閲覧。
  7. ^ “【さよならプロ野球】ヤクルト大村孟捕手 雄平の言葉で裏方転身”. 日刊スポーツ. (2021年12月29日). https://www.nikkansports.com/m/baseball/column/baseballcountry/news/202112290000259_m.html 2022年1月4日閲覧。 
  8. ^ “【去る人ヤクルト編】大村孟が球団職員転身 ブルペン捕手&育成部門で貢献へ「強いチームを作り続けられるように」”. スポーツ報知. (2021年12月27日). https://hochi.news/articles/20211227-OHT1T51209.html 2022年1月4日閲覧。 
  9. ^ ヤクルトD1位・大村 「夢は一軍で活躍」 鳥原チーフスカウトも期待”. サンスポ (2016年11月2日). 2017年11月25日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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