コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

大石真丈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大石 真丈
基本情報
本名 大石 真丈
通称 ジャッカル
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1968-11-29) 1968年11月29日(56歳)
出身地 静岡県の旗静岡県清水市
所属 SHOOTO GYM K'z FACTORY
→フリー
身長 171cm
体重 68kg
階級 フェザー級バンタム級
バックボーン レスリング
テンプレートを表示

大石 真丈(おおいし まさひろ、1968年11月29日 - )は、日本男性総合格闘家静岡県清水市。フリー。元修斗世界バンタム級王者[1]

来歴

[編集]

静岡県立清水工業高校レスリング部(当時・伊野口監督)出身。卒業後、サラリーマンを続けながら本格的に格闘技のトレーニングを再開、アマチュアとして活動していたが、1993年11月25日にプロ修斗デビュー、脱サラし総合格闘家への道を歩む。

1999年3月28日のアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ戦で当時無名に近かったノゲイラに1R腕ひしぎ十字固めで一本負け。その後阿部裕幸と0-1の引き分け、バレット・ヨシダに2R一本負けを喫し、ライト級(-65kg)からフェザー級(-60kg)へと階級を下げた。

2001年11月25日、修斗世界フェザー級タイトルマッチでマモルと対戦し、1Rに腕ひしぎ三角固めで一本勝ちを収め王座獲得に成功した。

2002年9月16日、修斗世界フェザー級タイトルマッチで挑戦者の池田久雄と対戦し、引き分けで王座の初防衛に成功した。

2003年8月10日、修斗世界フェザー級タイトルマッチで挑戦者の松根良太と対戦し、0-2の判定負けを喫し王座陥落した。

2003年11月23日、ZSTグランプリの1回戦で所英男に番狂わせの一本負けを喫した。

2004年11月3日、ZSTフェザー級グランプリの1回戦でステファン・ギリンダーに腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。1月23日の準決勝で所英男に判定勝ちを収めリベンジを果たす。1月23日の決勝戦でレミギウス・モリカビュチスにKO負けを喫した。

2006年5月27日、ZST GT-F2(第2回フェザー級グラップリングトーナメント)に出場。1回戦でフーベンス・シャーレスに腕ひしぎ十字固めで一本負け。

2007年9月8日、CAGE FORCE初出場となったCAGE FORCE 04中原太陽に右目の負傷でTKO勝ち。

2008年4月8日、CAGE FORCE 06のバンタム級王座決定トーナメント1回戦でポール・マックベイと対戦。2RにバックマウントからのパウンドでTKO勝ちを収めた。9月27日、CAGE FORCE 08のトーナメント準決勝で徹肌ィ郎と対戦し、判定勝ち。12月6日、CAGE FORCE 09のトーナメント決勝で水垣偉弥と対戦し、パウンドでTKO負け。準優勝に終わった。

2009年10月25日、初出場となったパンクラス井上学と対戦し、0-3の判定負け。修斗王者のパンクラス参戦はこれが初めてとなった[2]。所属ジムであったSHOOTO GYM K'z FACTORYがパンクラス参戦を認めず、フリーランスとしての参戦となった。

2011年2月6日、パンクラス・バンタム級次期王座挑戦者査定試合で滝田J太郎と対戦し、1-0の判定ドローとなった[3]

人物・エピソード

[編集]
  • ジャッカル大石というリングネームを使用していたことがある。


戦績

[編集]

総合格闘技

[編集]
総合格闘技 戦績
46 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
21 4 13 4 0 9 0
16 6 5 5 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 山下裕恭 5分2R終了 判定1-2 Global Fightingsport Game 2023年11月23日
× 沼倉雄太 5分2R終了 判定0-3 PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR 2012年1月28日
赤井太志朗 5分2R終了 判定0-1 PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR 2011年9月4日
滝田J太郎 5分2R終了 判定1-0 PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR
【バンタム級次期王座挑戦者査定試合】
2011年2月6日
西村広和 2R 3:46 TKO(タオル投入) PANCRASE 2010 PASSION TOUR 2010年11月3日
村田卓実 1R 3:34 三角絞め PANCRASE 2010 PASSION TOUR 2010年8月8日
× マイケル・モルティマー 3R 3:47 TKO(ドクターストップ) Rize 5: Revolution 2010年5月29日
× 井上学 5分3R終了 判定0-3 PANCRASE 2009 CHANGING TOUR 2009年10月25日
× グスタヴォ・ファルシローリ 2R 2:02 TKO(パンチ連打) Rize 1: Rize MMA 2009年5月23日
× 水垣偉弥 2R 0:57 TKO(パウンド) CAGE FORCE 09
【バンタム級王座決定トーナメント 決勝】
2008年12月6日
徹肌ィ郎 5分3R終了 判定3-0 CAGE FORCE 08
【バンタム級王座決定トーナメント 準決勝】
2008年9月27日
ポール・マックベイ 2R 3:13 TKO(バックマウントパンチ) CAGE FORCE 06
【バンタム級王座決定トーナメント 1回戦】
2008年4月5日
アルテミジェ・シテンコフ 2R 1:40 三角絞め HERO'S LITHUANIA 2007 2007年11月10日
中原太陽 1R 3:55 TKO(右目の負傷) CAGE FORCE 04 2007年9月8日
稲津航 1R 2:59 腕ひしぎ十字固め ZST.13 2007年6月10日
今泉堅太郎 5分2R終了 時間切れ ZST.12 2007年2月12日
× セルゲイ・グレイチコ 1R 0:31 KO(パンチ) ZST.10 2006年9月10日
セルゲイ・ユシュケビュチス 1R 2:57 三角式アームロック Shooto Lithuania: Bushido 2006年4月23日
奥出雅之 2R 0:44 三角絞め ZST.8 2005年11月23日
秋本じん 1R 3:14 腕ひしぎ十字固め 修斗 2005年7月30日
植村"ジャック"龍介 5分3R終了 時間切れ ZST.7 2005年5月3日
エウジェニウ・コンコフ 判定 Shooto Lithuania: Chaosas 2005年4月7日
× レミギウス・モリカビュチス 1R 3:13 KO(左フック) ZST-GP2 ファイナルステージ
【フェザー級トーナメント 決勝】
2005年1月23日
所英男 5分2R+延長3分1R終了 判定2-1 ZST-GP2 ファイナルステージ
【フェザー級トーナメント 準決勝】
2005年1月23日
ステファン・ギリンダー 1R 0:31 腕ひしぎ十字固め ZST-GP2 オープニングステージ
【フェザー級トーナメント 1回戦】
2004年11月3日
× ジェフ・カラン 1R 0:44 フロントチョーク ZST.6 2004年9月12日
内山貴博 1R 4:31 腕ひしぎ十字固め ZST.5 2004年5月5日
× 所英男 1R 3:13 腕ひしぎ十字固め ZST GP 開幕戦
【1回戦】
2003年11月23日
× 松根良太 5分3R終了 判定0-2 修斗 世界三大チャンピオンシップ
【修斗世界フェザー級チャンピオンシップ】
2003年8月10日
池田久雄 5分3R終了 判定1-0 修斗 TREASURE HUNT 10
【修斗フェザー級チャンピオンシップ】
2002年9月16日
マモル 1R 1:44 腕ひしぎ三角固め 修斗 SHOOTO TO THE TOP
【修斗フェザー級チャンピオンシップ】
2001年11月25日
太田吉信 2R 2:48 スリーパーホールド 修斗 SHOOTO TO THE TOP 2001年3月2日
西澤正樹 1R 4:12 KO(バックマウントパンチ) 修斗 SHOOTO TO THE TOP 2001年1月19日
× バレット・ヨシダ 2R 1:48 スリーパーホールド 修斗 R.E.A.D. 2000年5月22日
阿部裕幸 5分2R終了 判定0-1 IV 修斗 the Renaxis 1999 1999年9月5日
× アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ 1R 3:11 腕ひしぎ十字固め II 修斗 the Renaxis 1999 1999年3月28日
× シャイアン・パダケン 1R 1:18 KO(パンチ) SuperBrawl 11
【ライト級トーナメント 1回戦】
1999年2月2日
野中公人 2R 1:18 腕ひしぎ十字固め 修斗 SHOOTO GIG '98 2nd 1998年7月18日
藤田義弘 1R 2:40 チキンウィングアームロック 修斗 Las Grandes Viajes 2 1998年3月1日
× 池田久雄 5分2R終了 判定0-3 修斗 III Reconquista 1997年8月27日
高山義幸 5分2R終了 判定3-0 修斗 SHOOTO GIG 1997年6月25日
赤崎勝久 1R 2:12 腕ひしぎ十字固め 修斗 LET'S GET LOST 〜失地回復〜 1996年10月4日
池田久雄 3分3R終了 判定1-1 修斗 VALE-TUDO JUNCTION 2 1996年3月5日
野中公人 3分3R終了 判定85-85 修斗 1995年11月7日
× 鈴木マサト 2R 0:43 腕ひしぎ十字固め 修斗 VALE TUDO ACCESS 1994年9月26日
夢来義明 3分3R終了 判定3-0 修斗 1993年11月25日

グラップリング

[編集]
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× フーベンス・シャーレス 1R 3:53 腕ひしぎ十字固め ZST GT-F2
【1回戦】
2006年5月27日
× 所英男 2R終了 判定0-3 ZST GT-F
【1回戦】
2004年3月7日
× 林秀徳 7分終了 ポイント0-2 Ground Impact um 2002年5月2日
× 中塚靖人 判定 ADCC 2000 日本予選
【2回戦】
2000年1月23日
北原暢彦 ポイント4-0 ADCC 2000 日本予選
【1回戦】
2000年1月23日

獲得タイトル

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 当時はフェザー級(-60kg)王座
  2. ^ 修斗元王者 大石が初参戦。 BoutReview 2009年8月12日
  3. ^ 【パンクラス】桜庭和志の愛弟子・佐藤豪則が一本勝ちでベルト獲得!近藤有己は敗れる 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年2月6日

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
前王者
マモル
第2代修斗世界バンタム級王者

2001年11月25日 - 2003年8月10日

次王者
松根良太