大谷麻知子
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おおたに まちこ 大谷 麻知子 | |
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生年月日 | 1957年9月27日(67歳) |
職業 | ポルノ女優 |
ジャンル | ピンク映画 |
大谷 麻知子(おおたに まちこ、1957年(昭和32年)9月27日 - )は、日本のポルノ女優。
来歴・人物
[編集]スレンダーなボディとあどけない表情で若年層の心を掴み、中高年客が中心であった日活専門映画館に多くの若者を呼んだ。同時期に週刊プレイボーイ、平凡パンチ等青年誌にも登場した。
大谷は、出演作品6本中5本が高校生役を演じ、この役ははまり役であった。
1979年にはスクリーンを離れた。わずか半年の活躍期間であった。
出演作品
[編集]- 課外授業 熟れはじめ(1978年6月24日、日活)
- 女高生 天使のはらわた(同7月22日、日活)
- 高校エマニエル 濡れた土曜日(同10月7日、日活)
- ピンクサロン好色五人女(同11月3日、日活)
- 九月の空(同12月2日、松竹)
- 女生徒(1979年1月20日、日活)
代表作解説
[編集]女高生 天使のはらわた
[編集]→「女高生 天使のはらわた」も参照
劇画家石井隆がプレイコミック誌に発表し注目された『天使のはらわた』の映画化。セリフを極力抑え、大谷が持つ独特のオーラを引立てた演出で大ヒットする。半年後には第2弾が発表され、合計6作が製作される。(大谷の出演は第1作のみ)
日活は、天使のはらわたシリーズを看板作品と位置づけ、売出し中の女優と実力派男優を組合せ、いずれもヒットした。
作品一覧
- 1978年7月22日 女高生 天使のはらわた(大谷麻知子、深水三章)
- 1979年1月 天使のはらわた 赤い教室(水原ゆう紀、蟹江敬三)
- 1979年7月天使のはらわた 名美(鹿沼えり、地井武男)
- 1981年2月 天使のはらわた 赤い淫画(泉じゅん、阿部雅彦)
- 1988年5月 天使のはらわた 赤い眩暈(桂木麻也子、竹中直人)
- 1994年9月 天使のはらわた 赤い閃光(川上麻衣子、根津甚八)
ピンクサロン 好色五人女
[編集]井原西鶴の作品『好色五人女』を現代風にアレンジした作品。ピンクサロンで知り合った5人の青春物語である。ベテラン女優4人に囲まれた大谷の演技が注目されたが、最年少らしく体当たりの活躍であった。作品の評価も高く1978年度キネマ旬報で20位にランクした。
配役
出典
[編集]- ロマンポルノの時代(光文社新書) 寺脇研
- 日活ロマンポルノ全史(講談社) 松島利行
- 『映画年鑑』時事映画通信社 1978、1979 年版
- 『映画の友』78 年度 2,4,7.号、 79 年度 2 号