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大野王(おおのおう/おおののおおきみ、生年不詳 - 天平9年7月5日(737年8月5日))は、奈良時代の皇族。知太政官事・忍壁皇子の子。官位は従四位下・弾正尹。
和銅5年(712年)二世王の蔭位により无位から従四位下に直叙される。元正朝に入り、霊亀2年(716年)弾正尹に任ぜられる。
聖武朝の天平9年(737年)7月5日平城京にて疫病が蔓延する中で卒去。最終官位は散位従四位下。
『続日本紀』による。