天穂日命神社
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天穂日命神社 | |
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所在地 | 鳥取県鳥取市福井字宮ノ谷361 |
位置 | 北緯35度30分15.6秒 東経134度7分31.3秒 / 北緯35.504333度 東経134.125361度座標: 北緯35度30分15.6秒 東経134度7分31.3秒 / 北緯35.504333度 東経134.125361度 |
主祭神 | 天穂日命 |
社格等 |
式内社(小) 旧郷社 |
創建 | 不詳 |
本殿の様式 | 流造 |
例祭 | 4月17日 |
天穂日命神社(あめのほひのみことじんじゃ)は鳥取県鳥取市福井にある神社。式内小社で、旧社格は郷社。
概要
[編集]鳥取市福井部落の西方に位置する。主祭神は天穂日命、因幡国の古代豪族・因幡国造氏の氏神であったと言われる。社地の背後には前方後円墳らしきものが確認され、因幡国造氏との関連が考えられる。付近には天穂日命の子・天日名鳥命を祀る天日名鳥命神社、御熊命を祀る御熊神社(正式には「阿太賀都健御熊命神社」という)が存在する。
歴史
[編集]創建年代は不明、『因幡志』によれば古くは高草郡布勢の現日吉神社社地にあったという。古代豪族・因幡国造氏の氏神として祀られ、因幡国造氏の勢力拡大と共に成長した。貞観9年(867年)5月には正三位に叙せられ、官社に列した。9世紀半ばには宇倍神社より上位の神階に列し、因幡国内で第一の神社であった。『延喜式』には高草郡七座小社のひとつとして記載されている。室町時代末期に現在の社地に移転したと考えられ、江戸時代には六王(むおう)大明神と称した。明治元年(1868年)、現在の社名に改称、明治3年(1870年)には福井村の荒船社を合祀した。明治12年(1879年)には荒船社を元の社地に荒船神社として分祀したが、荒船神社は大正3年(1914年)、稲荷神社と共に同神社に合祀された。