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奈良井翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
奈良井 翼
基本情報
階級 スーパーフェザー級
身長 164cm
リーチ 172cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1999-12-04) 1999年12月4日(25歳)
出身地 大阪府大阪市東淀川区
プロボクシング戦績
総試合数 17
勝ち 15
KO勝ち 10
敗け 2
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奈良井 翼(ならい つばさ、1999年12月4日 - )は、日本プロボクサー大阪府大阪市東淀川区出身[1]RK蒲田ボクシングファミリー所属。第50代日本スーパーフェザー級王者。2022年時点では建築業にも従事している[2]

来歴

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大阪市立新東淀中学校出身 大阪咲洲高校出身[3]

2019年4月9日、プロデビュー戦で3回TKO勝ち[4]

2021年2月21日、2020年東日本スーパーフェザー級新人王として、西軍代表福田星河を相手に1回2分5秒TKO勝ちで全日本新人王とMVPを獲得[5][6]

2021年7月23日、大阪府立体育会館第2競技場で日本フェザー級ユース王座決定戦として亀田京之介と対戦し、2回2分49秒KO負けを喫し、王座獲得に失敗した[7]

2022年9月17日、メルパルクホール大阪で日本スーパーフェザー級タイトルマッチで、王者の坂晃典と対戦し、6回55秒TKO負けを喫した[8]

2022年10月6日、亀田興毅の手掛けるボクシング興行「3150FIGHT」と専属プロモート契約を結んだことを発表した[9]

2023年9月28日、後楽園ホールで行われた日本スーパーフェザー級最強挑戦者決定戦で同級1位のそれいけ太一と対戦し、1回2分26秒TKO勝ちで王者原優奈への挑戦権を獲得した[10]

2024年4月20日、大阪府立体育会館第2競技場で行われた日本スーパーフェザー級タイトルマッチで王者の原優奈に挑戦し、4回に1度、5回に2度の合計3度のダウンを奪い、5回2分10秒TKO勝ちで王座を獲得した。

2024年8月27日、後楽園ホールで行われた日本スーパーフェザー級タイトルマッチで日本同級1位の福井貫太と対戦し、10回3-0(96-94×2、97-93)の判定勝ちで初防衛に成功した[11]

2025年1月24日、有明アリーナ井上尚弥対金藝俊の前座としてWBOアジアパシフィックスーパーフェザー級王者の渡邊海と60.0kg契約のノンタイトル戦で対戦し、10回2-1(96-94×2、94-96)の判定勝ちを収めた[12]

戦績

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  • アマチュアボクシング - 25戦17勝8敗(6KO)
  • プロボクシング - 17戦15勝(9KO)2敗


日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2019年4月9日 3R 0:24 TKO 中野健斗(新日本木村) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2019年6月5日 1R 1:40 TKO 向山太尊(ハッピーボックス) 日本の旗 日本
3 2019年8月6日 4R 判定3-0 矢斬佑季(花形) 日本の旗 日本
4 2020年9月25日 4R 0:57 KO 五十嵐友弘(ワールドS) 日本の旗 日本
5 2020年11月3日 2R 2:51 TKO 小松裕道(相模原ヨネクラジム) 日本の旗 日本
6 2020年12月20日 2R 1:05 TKO ドミニク謙心(リングサイド) 日本の旗 日本 東日本新人王獲得
7 2021年2月21日 1R 2:05 TKO 福田星河(エディタウゼント) 日本の旗 日本 全日本新人王獲得
8 2021年7月23日 2R 2:49 KO 亀田京之介(ハラダ) 日本の旗 日本 日本フェザー級ユース王座決定戦
9 2022年4月1日 2R 2:39 TKO 長谷川慎之介(ワールドS) 日本の旗 日本
10 2022年9月17日 3R 0:55 TKO 坂晃典(仲里) 日本の旗 日本 日本スーパーフェザー級タイトルマッチ
11 2023年1月6日 6R 判定3-0 一道宏(T&T) 日本の旗 日本
12 2023年4月16日 8R 判定3-0 アーノン・ユーパーン タイ王国の旗 タイ
13 2023年6月10日 2R 1:31 TKO デチャデイン・ソーンシリスファティン タイ王国の旗 タイ
14 2023年9月28日 1R 2:26 TKO それいけ太一(KG大和) 日本の旗 日本 日本スーパーフェザー級最強挑戦者決定戦
15 2024年4月20日 5R 2:10 TKO 原優奈(真正) 日本の旗 日本 日本スーパーフェザー級タイトルマッチ
16 2024年8月27日 10R 判定3-0 福井貫太(石田) 日本の旗 日本 日本王座防衛1
17 2025年1月24日 10R 判定2-1 渡邊海(ライオンズ) 日本の旗 日本 60.0kg契約10回戦
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獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ ボクシングチケットドットコム 奈良井 翼 ボクシングチケットドットコム
  2. ^ 亀田興毅会長、日本王者の年収「1000万円は稼げるように」破格ファイトマネー会場どよめく”. 日刊スポーツ (2022年7月28日). 2022年7月28日閲覧。
  3. ^ 平成 29 年度全国高等学校総合体育大会ボクシング競技大会第 71 回全国高等学校ボクシング選手権大会 docsplayer
  4. ^ 2019年4月試合結果 日本ボクシングコミッション
  5. ^ 全日本新人王決勝戦 MVPは初回TKO勝ちの奈良井翼 Boxing News(ボクシングニュース) 2021年2月21日
  6. ^ 奈良井翼が鮮やかTKOでボクシング新人王&MVP 日刊スポーツ 2021年2月21日
  7. ^ 亀田京之介が2回KO勝ち 全日本新人王の奈良井下し日本ユース王者に Boxing News(ボクシングニュース)2021年7月23日
  8. ^ 坂晃典がダウン応酬の激闘制し日本S・フェザー級V2 奈良井翼は健闘及ばず Boxing News(ボクシングニュース) 2022年9月17日
  9. ^ 奈良井翼が亀田興毅氏の3150興行と専属プロモート契約「ビッグな話をいただいた」”. 日刊スポーツ (2022年10月6日). 2022年11月11日閲覧。
  10. ^ 奈良井翼が初回TKOで日本S・フェザー級挑戦権獲得 水谷直人は引退試合で散る Boxing News(ボクシングニュース) 2023年9月28日
  11. ^ アクション欠く…奈良井翼、際どく初防衛 福井貫太に判定 Boxing News(ボクシングニュース) 2024年8月28日
  12. ^ 【ボクシング】日本王者VSアジア王者のSフェザー対決は日本王者奈良井翼に軍配 日刊スポーツ 2025年1月24日

関連項目

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外部リンク

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前王者
原優奈
第50代日本スーパーフェザー級王者

2024年4月20日 - 現在

次王者
N/A