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孟定府(もうていふ)は、中国にかつて存在した府。明代から清代にかけて、現在の雲南省耿馬タイ族ワ族自治県一帯に設置された。
1294年(至元31年)、元により孟定路が置かれた。
1382年(洪武15年)、明により孟定路は孟定禦夷府と改められた。孟定禦夷府は雲南省に属し、耿馬安撫司を管轄した[1]。はじめ刀氏が、のちに罕氏が土司として知府を世襲した[2]。
清のとき、孟定土府は永昌府に属した[3]。
1913年、中華民国により孟定土府は廃止された。
- ^ 『明史』地理志七
- ^ 『明史』土司伝四
- ^ 『清史稿』地理志二十一