宇都宮中央警察署
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栃木県宇都宮中央警察署 | |
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都道府県警察 | 栃木県警察 |
管轄区域 | 宇都宮市の一部 |
交番数 | 10 |
駐在所数 | 3 |
所在地 |
〒320-0055 栃木県宇都宮市下戸祭1丁目1番6号 |
位置 | 北緯36度34分17.3秒 東経139度52分52.4秒 / 北緯36.571472度 東経139.881222度座標: 北緯36度34分17.3秒 東経139度52分52.4秒 / 北緯36.571472度 東経139.881222度 |
外部リンク | 宇都宮中央警察署 |
宇都宮中央警察署(うつのみやちゅうおうけいさつしょ)は、栃木県警察が管轄する警察署の一つである。栃木県内では筆頭警察署であり、署長の階級は警視正。 署員は約250名
老朽化・狭隘化のため庁舎建て替え計画が進行中である。
所在地
[編集]管轄区域
[編集]- 宇都宮市中心部・西部~北西部
沿革
[編集]- 1877年(明治10年) - 宇都宮警察署として開署。庁舎は江野町3126番地に建設され、堂々たる建築物であった[1]。
- 1903年(明治36年)12月13日 - 新庁舎の開庁式を挙行[1]。
- 1931年(昭和6年)10月26日 - 東武駅前派出所設置
- 1934年(昭和9年)9月30日 - 塙田町の新庁舎へ移転[1]。
- 1941年(昭和16年)9月 - 西原派出所設置
- 1948年(昭和23年)2月10日 - 警察制度改革により、宇都宮地区警察署(国家地方警察)となる[1]。
- 1954年(昭和29年)7月1日 - 自治体警察の宇都宮市警察が廃止されたため、宇都宮市警の所轄区域を編入する[1]。
- 1968年(昭和43年) - 本署から宇都宮東警察署が分離独立したのを契機に「栃木県宇都宮中央警察署」に改称。
- 1971年(昭和46年) - 現庁舎が完成
- 1980年(昭和55年) - 本署から宇都宮南警察署が分離独立。
- 1993年(平成5年)5月22日 - 上戸祭派出所と中戸祭派出所を統合し戸祭派出所として新築移転
- 1994年(平成6年)
- 4月 - 南宇都宮駅前派出所と鶴田駅前警察官駐在所を統合し滝谷町派出所として新築移転
- 12月 - 西原交番を桜通り交番に改称
- 1995年6月27日 - 東武宇都宮百貨店増床に合わせ、東武駅交番を同店舗に同居した
- 1999年(平成11年)4月14日 - 花房交番を花房3丁目から花房1丁目に新築移転
- 2012年(平成24年)3月26日 - 清住交番、塙田交番を統合し県庁前交番として新設移転
- 2019年(平成31年)3月 - 大谷町内で大谷町警察官駐在所を新築移転、同時に田下警察官駐在所を統合
- 2020年(令和2年)3月26日 - 宝木団地警察官駐在所と宝木本町警察官駐在所を統合し宝木交番として新築移転
- 2022年(令和4年)3月 - 山本町交番を長岡町に新築移転し長岡町交番に改称
- 交番の沿革
出典[2]
組織
[編集]- 署長(警視正)
- 副署長(警視)
- 警務課長兼取調べ監督官(警部)- 警務課、留置管理課
- 会計管理官兼会計課長(警視) - 会計課
- 刑事管理官(警視) - 刑事1課、刑事2課
- 生活安全課
- 地域課
- 交通捜査課
- 警備課
交番
[編集]- 駒生交番(陽西交番、下荒針町駐在所を1996年に統合し新築移転)
- 桜通り交番
- 滝谷交番
- 東武駅交番
- 戸祭交番
- 花房交番
- 馬場通り交番
- 長岡町交番
- 県庁前交番
- 宝木交番
警察官駐在所
[編集]- 大谷町警察官駐在所
- 下小池町警察官駐在所
- 徳次郎町警察官駐在所
移転計画
[編集]庁舎は1971年に建設された建物で、老朽化や耐震性の問題があるほか、駐車場も不足していることから移転計画がある[3][4]。
2021年10月22日の栃木県議会文教警察常任委員会で栃木県体育館の跡地(宇都宮市中戸祭1丁目)を候補地に検討されていることが明らかになった[3]。
栃木県警は栃木県体育館跡地への移転を要望していたが、2022年11月、県は栃木県立美術館を栃木県立図書館などとともに栃木県体育館跡地に移転し、宇都宮中央警察署を県立美術館跡地(宇都宮市桜4丁目)に移転することを検討している[4]。
その他
[編集]- 1976年(昭和51年)10月3日、暴走族の規制に出動中の警察官が反撃に遭い2人が負傷、パトカーがひっくり返されるなどして数台が損壊される。暴走族は福島県から遠征して日光街道のドライブインに集まっていたもので、10人を公務執行妨害の疑いで緊急逮捕[5]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e 宇都宮市役所総務部庶務課 編 1960, p. 1030.
- ^ 交番・駐在所案内栃木県警察
- ^ a b “県体育館跡地に宇都宮中央署の移転検討 国体後に結論 栃木県警”. 下野新聞. (2021年10月23日) 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b 県立美術館、図書館が移転へ 宇都宮中央署は美術館の場所に 下野新聞 2022年11月12日閲覧。
- ^ 暴走族あばれ警官二人がけが 日光街道で百六十人『朝日新聞』1976年(昭和51年)10月4日朝刊、13版、23面
参考文献
[編集]- 宇都宮市役所総務部庶務課 編『宇都宮市六十年誌』宇都宮市役所、1960年3月1日、1315頁。doi:10.11501/3021254。全国書誌番号:66000858