安住悦太郎
表示
安住 悦太郎(あずみ えつたろう、1891年(明治24年)5月20日[1][2] - 没年不明)は、日本の商人(薬種貿易商)[3]、実業家。族籍は大阪府平民[3]。
経歴
[編集]鳥取県八頭郡那岐村大字奥本(現・智頭町)出身。安住瀧蔵の二男[1][3][4][5]。叔父・安住伊三郎の養子となる[2][4]。1913年、第三高等学校卒業[6][7]。1916年、京都帝国大学法科大学卒業[4][8]。
薬種貿易商で[3]、殺虫剤製造業及び輸出業[9]を営む。安住大薬房社長[6]・同常務取締役[2][10]・同専務取締役[1][3][11][12]、安住産業会長[13]・同取締役[14]、タイ国名誉副領事[11][12]などをつとめる。
人物
[編集]宗教は真言宗[2][4]。趣味は釣魚[2][4]、長唄[14]。大阪市在籍で[9]、住所は大阪府豊能郡箕面半町[2](現・箕面市)。
家族・親族
[編集]- 安住家
- 叔父、養父・伊三郎(1867年 - 1949年、殺虫剤商[2]、蚤取粉商[5]、安住大薬房社長、タイ国名誉領事[12]) - 父・安住瀧蔵の弟である[5]。
- 妻・貞(1898年 - ?、大阪、谷川文治の三女)[2][12]
- 長男・善太郎[2][12][14](1924年 - ?、安住産業代表取締役[15])
- 長女、二女[1][2]
脚注
[編集]- ^ a b c d 『人事興信録 第10版 上』ア2頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年11月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 『大衆人事録 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』大阪1頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年11月19日閲覧。
- ^ a b c d e 『人事興信録 第7版』あ6頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年11月19日閲覧。
- ^ a b c d e 『帝国大学出身名鑑』ア2頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年8月3日閲覧。
- ^ a b c 『人事興信録 第5版』あ5頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年11月19日閲覧。
- ^ a b 『旧制高等学校物語 第3』569頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月28日閲覧。
- ^ 『第三高等学校一覧 昭和6年4月起昭和7年3月止』大正二年卒業生(名簿)72 - 73頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年1月4日閲覧。
- ^ 『京都帝国大学一覧 自大正5年 至大正6年』卒業生姓名 法学士 政治学科331頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年11月20日閲覧。
- ^ a b 『現代紳士録 出身学校別』ア3頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月28日閲覧。
- ^ 『業界人名辞典 昭和14年版』226頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月21日閲覧。
- ^ a b 『国勢人物選集 1』129頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月21日閲覧。
- ^ a b c d e 『人事興信録 第14版 上』ア1頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年11月19日閲覧。
- ^ 『産経会社年鑑 第5版』会社219頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月21日閲覧。
- ^ a b c 『生活日用雑貨年鑑 1971年版』あ304頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月21日閲覧。
- ^ a b c 『東京紳士録 昭和44年版』あ91頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年7月22日閲覧。
参考文献
[編集]- 京都帝国大学編『京都帝国大学一覧 自大正5年 至大正6年』京都帝国大学、1913 - 1926年。
- 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
- 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。
- 日本秘密探偵社編『現代紳士録 出身学校別』日本秘密探偵社、1926年。
- 『第三高等学校一覧 昭和6年4月起昭和7年3月止』第三高等学校、1931年。
- 校友調査会編『帝国大学出身名鑑』校友調査会、1932年。
- 人事興信所編『人事興信録 第10版 上』人事興信所、1934年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社、1938年。
- 人事通信社編『国勢人物選集 1』人事通信社、1939年。
- 東京小間物化粧品商報社編『業界人名辞典 昭和14年版』東京小間物化粧品商報社、1939年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。
- 『産経会社年鑑 第5版』産業経済新聞社年鑑局、1964年。
- 財界評論社編『旧制高等学校物語 第3』財界評論社、1965年。
- 東京探偵社編『東京紳士録 昭和44年版』東京探偵社、1968年。
- 『生活日用雑貨年鑑 1971年版』日本生活日用雑貨新聞社、1970年。