室瀬和美
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室瀬 和美(むろせ かずみ、1950年[1](昭和25年)12月26日[2] - )は、漆芸家。蒔絵の重要無形文化財保持者(人間国宝)[3]。東京都出身。父は同じく漆芸家の室瀬春二[4][5]。
年譜
[編集]- 1970年 東京藝術大学美術学部工芸科入学
- 1973年 安宅賞受賞
- 1974年 東京藝術大学美術学部工芸科卒業
- 1975年 「冬華文蒔絵飾箱」が第22回日本伝統工芸展にて初入選
- 1976年 東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了(修了制作大学買い上げ)
- 1984年 池袋西武百貨店本店にて第1回個展開催
- 1985年 蒔絵飾箱「麦穂」が第32回日本伝統工芸展にて奨励賞受賞[6]
- 1989年 日本橋三越本店にて第2回個展開催
- 1991年 目白漆芸文化財研究所開設
- 1996年 三嶋大社蔵国宝「梅蒔絵手箱」模造制作[7]( - 1998年)
- 2000年
- 2002年 蒔絵螺鈿八稜箱「彩華」が第49回日本伝統工芸展にて奨励賞受賞[9]
- 2004年 銀座和光本店にて第4回個展
- 2008年
- 2021年 旭日小綬章受章[12][13]
著書・出演
[編集]著書
[編集]- 『漆の文化―受け継がれる日本の美』角川選書[14]
出演
[編集]- 『たけしアート☆ビート 第16回 伝統と創造の人間国宝 室瀬和美』(NHK BSプレミアム、2011年9月14日放送)
脚注
[編集]- ^ “公式サイト内プロフィール”. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “日本工芸会|室瀬和美”. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “日本工芸会|人間国宝紹介(重要無形文化財保持者紹介)”. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “コトバンク”. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “匠の技 伝統を創る”. 読売新聞: p. 21. (2022年1月13日)
- ^ “蒔絵飾箱「麦穂」”. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “「心の表現 工芸の生きる道」 石川県立美術館・青柳館長と人間国宝・室瀬さん対談”. 中日新聞Web. (2021年11月8日) 2022年2月5日閲覧。
- ^ “蒔絵螺鈿八稜箱「彩光」”. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “蒔絵螺鈿八稜箱「彩華」”. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “東京文化財研究所サイト内記事番号:04940「人間国宝認定の答申」”. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “紫綬褒章の受章者”. 47NEWS (2008年11月2日). 2015年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月8日閲覧。
- ^ 『官報』号外第99号、令和3年4月30日
- ^ 「春の叙勲 都内受章者 /東京」『毎日新聞』2021年4月29日。2022年2月7日閲覧。
- ^ 室瀬 和美. “角川選書”. 2022年2月1日閲覧。