宮村 (長崎県)
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みやむら 宮村 | |
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廃止日 | 1958年8月1日 |
廃止理由 |
編入合併 宮村 → 佐世保市 |
現在の自治体 | 佐世保市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 長崎県 |
郡 | 東彼杵郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
5,663人 (国勢調査、1955年) |
隣接自治体 | 佐世保市、東彼杵郡川棚町、波佐見町 |
宮村役場 | |
所在地 | 長崎県東彼杵郡宮村城間郷1番地 |
座標 | 北緯33度05分13秒 東経129度48分53秒 / 北緯33.08689度 東経129.81478度座標: 北緯33度05分13秒 東経129度48分53秒 / 北緯33.08689度 東経129.81478度 |
ウィキプロジェクト |
宮村(みやむら)は、長崎県東彼杵郡にあった村。旧大村藩。1958年(昭和33年)に佐世保市へ編入した。
現在の宮地域にあたる。旧村域にある宮村川[1]やJR大村線の宮村トンネル[2]にその名を残している。
地理
[編集]- 山:弘法岳、白石岳、白岳、松岳
- 河川:宮村川
- 浦:久津浦、佐々浦[3]
沿革
[編集]- 鎌倉期以前は、父賀志という地名であった[4]。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、東彼杵郡宮村が単独村制にて発足。
- 1898年(明治31年)1月20日 - 九州鉄道長崎線(のち日本国有鉄道大村線)が開業し、当村域に南風崎駅[5]が設置される。
- 1958年(昭和33年)8月1日 - 佐世保市に編入し、宮村は自治体として消滅。
地名
[編集]郷を行政区域とする。宮村は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。
交通
[編集]鉄道
[編集]現在、旧村域には南風崎駅のほか、対岸の針尾島にてハウステンボスが開業する事に伴い、1992年(平成4年)よりハウステンボス駅が現在の南風崎町に設置されている。
名所・旧跡
[編集]- 舳峰峠(瀬道郷字稗峰。番所峠とも)
- 城山城址
- 無窮洞
- 梅ヶ枝酒造(屋号は第9代大村藩主純鎮によるもの[8]。2002年〈平成14年〉に登録有形文化財に登録された[9])
- 鬼塚古墳(2013年、県下で初となる鉄製武具類[10]が出土)
脚注
[編集]- ^ “10. 主要河川” (xls). 長崎県. 2017年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月28日閲覧。
- ^ “土木遺産in九州 - 大村線の煉瓦トンネル群(彼杵トンネル、川棚トンネル、宮村トンネル他)”. 一般社団法人九州地域づくり協会. 2017年10月28日閲覧。
- ^ 北松浦郡佐々町と小佐々町および相浦地域に面する「佐々浦」とは異なる。
- ^ “角川地名大辞典”. JLogos
- ^ a b 小島郷に所在。小字地名として駅の近辺に字南風ノ崎(はえのさき)が存在する。
- ^ 江戸期以前は「葛」とも表記した。
- ^ 江戸期以前は「上間」とも表記した。
- ^ 梅ヶ枝酒造ホームページ
- ^ “梅ヶ枝酒造住居”. 文化遺産オンライン
- ^ 冑(かぶと)・錣(しころ)・頸甲(あかべよろい)・肩甲(かたよろい)・長方板革綴短甲(ちょうほういたかわとじたんこう)
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 42 長崎県
- 長崎県東彼杵郡教育会 編『長崎県東彼杵郡誌』長崎県東彼杵郡教育会、1917年、504-524頁 。 - Google ブックス
- 『市村の廃置分合』昭和33年7月31日総理府告示第286号(佐世保市例規集)
関連項目
[編集]- 長崎県の廃止市町村一覧
- 佐世保市の地名
- 宮地域
- 宮(その他の用法)