小屋名駅
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小屋名駅 | |
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小屋名駅ホーム(2004年5月撮影) | |
おやな OYANA | |
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所在地 |
岐阜県関市小屋名 北緯35度29分04秒 東経136度51分59秒 / 北緯35.484566度 東経136.866279度[1] |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 美濃町線 |
キロ程 | 14.3 km(徹明町起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
430人/日 -1992年[2]- |
開業年月日 | 1911年(明治44年)2月11日 |
廃止年月日 | 2005年(平成17年)4月1日 |
小屋名駅(おやなえき)は、岐阜県関市小屋名にあった名鉄美濃町線の駅。
歴史
[編集]1911年(明治44年)に開業。美濃町線が美濃電気軌道の路線として開通したのと同時に開設された。2005年4月1日をもって、美濃町線とともに廃止された。
- 1911年(明治44年)2月11日 - 美濃電気軌道の神田町駅(のちの岐阜柳ヶ瀬駅) - 上有知駅(のちの美濃駅)間の開通と同時に開業[3][4]。
- 1930年(昭和5年)8月20日 - 美濃電気軌道が名古屋鉄道(初代。同年中に名岐鉄道に改称し、1935年より名古屋鉄道に再改称)に合併。同社の美濃町線の駅となる[3][5]。
- 1948年(昭和23年)11月1日以前 - 無人化[6]。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 美濃町線の廃止に伴い廃駅[4][7]。
駅構造
[編集]無人駅で、単式1面1線のホームを持っていた。ホームは南側を並行する国道(156号と248号の重複区間)の歩道と同一平面上にあった[8]。
配線図
[編集] ← 徹明町方面 |
→ 新関方面 |
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凡例 出典:[9] |
利用状況
[編集]- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は430人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中280位、 美濃町線日野橋 - 美濃間(14駅)中5位であった[2]。
駅周辺
[編集]路線と並行して通っていた国道は当駅の先、新関駅方面で156号と248号に分岐する。美濃町線はこのうち248号と並走した[10]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 国土地理院2.5万地形図「岐阜北部」、1992年(平成4年)修正版。
- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ a b 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、219-230頁。ISBN 4-87670-097-4。
- ^ a b “岐阜線”各線停車場一覧 美濃町線、p.143。
- ^ 岐阜地区各線年表、p.139。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、880頁。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、51-52頁。ISBN 978-4-10-790025-8。
- ^ a b 廃線路線主要駅の今昔 美濃町線、p.107。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
- ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究』 名古屋北部・岐阜篇 1、草思社、1997年、184頁。ISBN 4-7942-0796-4。
- ^ 関シティバスマップ路線図・2017年4月1日改正 (PDF) 、2017年6月13日閲覧。
参考文献
[編集]- 徳田耕一『名鉄600V線の廃線を歩く-惜別の“岐阜線”と空港線誕生』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年。ISBN 978-4-53305-883-7。