赤土坂駅
表示
赤土坂駅 | |
---|---|
駅構内のモ870形新岐阜行き(2004年2月) | |
あかつちさか AKATSUCHISAKA | |
◄小屋名 (1.3 km) (1.1 km) 新田► | |
所在地 |
岐阜県関市小屋名 北緯35度29分07秒 東経136度52分47秒 / 北緯35.48524度 東経136.87969度[1] |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 美濃町線 |
キロ程 | 15.6 km(徹明町起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
241人/日 -1992年[2]- |
開業年月日 | 1911年(明治44年)2月11日 |
廃止年月日 | 2005年(平成17年)4月1日 |
備考 | 無人駅 |
赤土坂駅(あかつちさかえき)は、かつて岐阜県関市小屋名にあった名鉄美濃町線の駅である。2005年、美濃町線の廃線に伴い廃止された。かつての急行停車駅[3]。
歴史
[編集]美濃町線が前身である美濃電気軌道の路線として1911年に開業したのに合わせて開設された。1928年からしばらくの間は休止されていた。
- 1911年(明治44年)2月11日 - 美濃電気軌道の神田町駅(のちの岐阜柳ヶ瀬駅) - 上有知駅(のちの美濃駅)間の開通と同時に開業[4]。
- 1928年(昭和3年)頃 - 休止[4]。この間、美濃電気軌道は名古屋鉄道(初代。同年中に名岐鉄道に改称し、1935年より名古屋鉄道に再改称)に合併され、同社の美濃町線となる[4]。
- 1942年(昭和17年)11月15日 - 復活[5]。
- 1954年(昭和29年)8月22日 - 無人化[6]。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 美濃町線の廃止に伴い廃駅[5]。
駅構造
[編集]列車交換が可能な無人駅で、島式ホーム1面2線。ホーム中央部に屋根がある。昼間の30分ヘッドの運転のときは当駅で列車交換をしており、タブレットの受け渡しをしやすくするために右側通行で行き違っていた。
配線図
[編集] ← 徹明町方面 |
→ 新関方面 |
|
凡例 出典:[7] |
利用状況
[編集]- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は241人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中310位、 美濃町線日野橋 - 美濃間(14駅)中10位であった[2]。
隣の駅
[編集]代替交通
[編集]脚注
[編集]- ^ 国土地理院2.5万地形図「美濃関」、1992年(平成4年)修正版。
- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究』 名古屋北部・岐阜篇 1、草思社、1997年、193頁。ISBN 4-7942-0796-4。
- ^ a b c 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、219-230頁。ISBN 4-87670-097-4。
- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、51-52頁。ISBN 978-4-10-790025-8。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、880頁。
- ^ 宮脇俊三・原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』小学館、1993年、209頁、ISBN 978-4093954112)
- ^ “高速特急名古屋線(高速バス)ダイヤ変更”. 関市 (2017年4月27日). 2017年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月13日閲覧。
- ^ 関シティバスマップ路線図・2017年4月1日改正 (PDF) 、2017年6月13日閲覧。