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小山剛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小山 剛(こやま ごう、1960年4月18日 - )は、日本法学者。専門は憲法学位は、博士(法学)慶應義塾大学論文博士・2005年)(学位論文「基本権の内容形成―立法による憲法価値の実現」)。慶應義塾大学法学部教授。

略歴

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学説

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  • 憲法の中でも、基本的人権の分野における業績が多く、ドイツ憲法に精通している。
  • とりわけ、国家の基本権保護義務や、憲法上の権利の私人間効力、法律による憲法上の権利の具体化(内容形成)の研究で著名。また、プライバシー権と安全の問題について取り扱った論文も多い。
  • 最初の単著『基本権保護の法理』で、田上穣治賞を受賞している。

著書

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単著

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  • 『基本権保護の法理』、成文堂、1998年。
  • 『基本権の内容形成―立法による憲法価値の実現』、尚学社、2004年。
  • 『「憲法上の権利」の作法』、尚学社、初版2009年、新版2011年、第3版2016年。

編著

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  • 『憲法学説に聞く』、井上典之山元一共編、日本評論社、2004年。
  • 『東アジアにおけるアメリカ憲法――憲法裁判の影響を中心に』、大沢秀介共編、慶應義塾大学出版会、2006年。
  • 『論点探究――憲法』、駒村圭吾共編、弘文堂、2005年、第2版2013年。
  • 『憲法のレシピ』、新井誠山本龍彦共編、尚学社、2007年。
  • 『子どもの医療と法』、玉井真理子共編、尚学社、2008年、第2版2012年。
  • 『自由と安全――各国の理論と実務』、大沢秀介共編、尚学社、2009年。
  • 『判例から考える憲法』、土屋武畑尻剛共編、法学書院、2014年。
  • 『判例から学ぶ憲法・行政法』、川崎政司共編、法学書院、第4版2014年。

共著

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訳書

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脚注

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  1. ^ 取得学位 博士 (法学)”. CiNii (2005年12月16日). 2023年2月22日閲覧。

外部リンク

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