小松原久治
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小松原 久治(こまつばら きゅうじ、1892年(明治25年)10月30日 - 1967年(昭和42年)1月17日)は、日本の元造幣局研究所所長、工学博士。
略歴
[編集]- 1892年10月30日 - 山形県飽海郡南平田村桜林(後の平田町、現在の酒田市)に小松原与五郎の四男として誕生。
- 荘内中学校(山形県立鶴岡南高等学校) 卒業
- 名古屋第八高等学校 卒業
- 1920年 - 京都帝国大学工科大学工業化学科 卒業
- 大蔵省造幣局 入局
- 1931年9月16日 - 工学博士号(京都大学) 授与
- 1948年9月25日 - 造幣局研究所所長 就任
- 1949年6月 - 同局退職
- 1965年11月3日 - 勲三等・瑞宝章 叙勲
- 1967年10月30日 - 死去。
著作
[編集]著書
[編集]- 『鉱産物分析法協議会標準分析法 第1編』鉱産物分析法協議会、1935年。
- 『標準分析法』鉱産物分析法協議会、1944年。
論文
[編集]- 「金銀の精製」『電気化学』第1巻第5号、電気化学会、1933年11月5日、214-217頁、NAID 130007749448。
- 「ニッケル製錬に関する所見」『日本化学会誌』第61巻第2号、日本化学会、1940年、184-192頁、NAID 130003987460。
- 「ニッケル製錬に関する所見」『工業化学雑誌』第43巻第3号、日本化学会、1940年3月5日、215-218頁、NAID 130004269989。
- 「ニッケル貧鉱処理に対する電解の応用」『電気化学』第9巻第11号、電気化学会、1941年11月5日、346-348頁、NAID 130007753612。
- 「ブリキより錫の回収法」『電気化学』第9巻第11号、電気化学会、1941年11月5日、351-352頁、NAID 130007753616。
博士論文
[編集]- 「金銀ノ電気分解ニ就イテ」、京都帝国大学、1931年9月16日、NAID 500000487549。
親族
[編集]- 次兄 - 小松原重治 - 医学博士