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小林豪己

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小林 豪己(こばやし ごうき、1998年12月11日 - )は、日本プロボクサー兵庫県加古川市出身[1]。現WBOアジアパシフィックミニマム級王者。真正ボクシングジム所属。

人物

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相生学院高校卒業後、芦屋大学に入学。なお芦屋大学時代は全日本選手権に出場経験がある[2]。プロキックボクサーの小林愛理奈は妹[3]

来歴

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2021年6月6日のプロデビュー戦は6回TKO勝ち[4]

そして2022年12月4日、大阪府立体育会館第一競技場でWBOアジアパシフィックミニマム級1位のマルコ・ジョン・リメンツォとWBOアジアパシフィックミニマム級王座決定戦を行い、10回3-0(97-92×2、98-91)判定勝ちを収め、WBO王座獲得に成功[5]

2023年5月6日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックミニマム級8位のロスラン・エコとWBOアジアパシフィックミニマム級タイトルマッチを行い、4回34秒TKO勝ちを収め、WBO王座初防衛に成功[6]

2023年8月5日、神戸市立中央体育館でWBOアジアパシフィックミニマム級6位のジェイク・アンパロとWBOアジアパシフィックミニマム級タイトルマッチを行い、12回0-3(109-117、112-114×2)判定負けを喫しプロ初黒星、王座から陥落した。

2024年2月3日、後楽園ホールで相生学院高校の1年先輩でWBOアジアパシフィックミニマム級6位の金谷勇利とWBOアジアパシフィックミニマム級王座決定戦を行い、3回2分27秒TKO勝ちを収め王座返り咲きに成功した。試合後のマイクでは同じ真正ジム所属で2023年12月26日に堤聖也と対戦した後に右硬膜下血腫で意識不明となり前日に死去した穴口一輝のTシャツを掲げ、「昨日の今日なのでいろいろ思うことがあって何も言えないのですけど、一輝にやったぞと報告したいです。これからもっともっと強い選手と戦っていけたらと思う。(前回負けて)何ヶ月も遠ざかった時期もあったけど、続けてきてよかった」と挨拶した[7]

2024年6月23日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でジョセフ・スマボンとWBOアジアパシフィックミニマム級タイトルマッチを行い、10回3-0判定勝ちを収め、初防衛成功[8]

戦績

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  • アマチュアボクシング - 33戦23勝10敗
  • プロボクシング - 9戦8勝(5KO)1敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2021年6月6日 6R 2:52 TKO 木村彪吾(グリーンツダ 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2021年11月6日 6R 判定3-0 青木勇人(協栄新宿) 日本の旗 日本
3 2022年3月6日 1R 2:38 TKO 竹田宙(S&K) 日本の旗 日本
4 2022年9月25日 2R 2:41 KO クリス・ガノーサ フィリピンの旗 フィリピン
5 2022年12月4日 10R 判定3-0 マルコ・ジョン・リメンツォ フィリピンの旗 フィリピン WBOアジア太平洋ミニマム級王座決定戦
6 2023年3月6日 4R 0:34 TKO ロスラン・エコ フィリピンの旗 フィリピン WBOアジア太平洋防衛1
7 2023年8月5日 12R 判定0-3 ジェイク・アンパロ フィリピンの旗 フィリピン WBOアジア太平洋王座陥落
8 2024年2月3日 3R 2:27 TKO 金谷勇利(金子 日本の旗 日本 WBOアジア太平洋ミニマム級王座決定戦
9 2024年6月23日 10R 判定3-0 ジョセフ・スマボン フィリピンの旗 フィリピン WBOアジア太平洋防衛1
テンプレート

獲得タイトル

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  • WBOアジアパシフィックミニマム級王座(1期目:防衛1)
  • WBOアジアパシフィックミニマム級王座(2期目:防衛1)

脚注

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関連項目

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外部リンク

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