小林重雄
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小林 重雄(こばやし しげお、1935年 - )は、日本の行動療法家。専門行動療法士・臨床心理士。専門は行動療法。学位は、教育学博士。筑波大学名誉教授。「自閉性障害」を中心とした広汎性発達障害についての行動療法的アプローチに関する研究を行う。WAIS-R(成人知能検査)訳編著者、SDS(うつ性自己評価尺度)日本版著者、DAM(グッドイナフ人物画知能検査)日本版著者。
経歴
[編集]- 東京教育大学大学院修士課程(文学修士)修了後、東京都の児童相談所に勤務。
- アメリカに留学し、精神・神経医学研究所、リハビリテーション研究センター、重度知的障害施設に関わる。
- 帰国後、東京都の知的障害通園施設、山形県の精神科病院で臨床心理の修業を積む。
- 山形大学、筑波大学心身障害児系教授、吉備国際大学社会福祉学部教授、ノートルダム清心女子大学人間生活学部教授を経て、現在、名古屋経済大学大学院人間生活科学研究科長。
- 2015年春の叙勲で瑞宝中綬章受章[1]。
所属学会
[編集]主な著作
[編集]- (日本文化科学社)
- (コレール社)
- (川島書店)
- 小林重雄(編著) 1980 子どもの行動療法 自閉症児:その臨床例と技法 東京:川島書店
- 内山喜久雄(監修) 小林重雄(編著) 2000 「実践入門カウンセリング」シリーズ5 実践入門福祉カウンセリング:福祉実践に生かすカウンセリングの技法 東京:川島書店
- (その他)
- 佐藤親雄・小林重雄(編集) 1978 最新心身障害教育・福祉講座 情緒・重複障害の教育と福祉 東京:日本図書文化協会
- 小林重雄(編著) 1980 自閉症:その治療教育システム 東京:岩崎学術出版社
- 小林重雄(編著) 1982 障害児教育指導技術双書 実践自閉症児の集団適応:社会的自立をめざす治療教育 東京:学習研究社
- 小林重雄(編) 1989 メンタルヘルス・シリーズ 子どものかかわり障害 京都:同朋舎出版
- 小林重雄(編) 1989 グッドイナフ人物画知能検査の臨床的利用 京都:三京房
- R.ホーナー(編) 小林重雄・加藤哲文(監訳) 1992 叢書・現代の心理学 自閉症、発達障害者の社会参加をめざして:応用行動分析学からのアプローチ 大阪:二瓶社
- 奥田健次・小林重雄(共著) 2009 自閉症児のための明るい療育相談室 東京:学苑社
脚注
[編集]- ^ “平成27年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 10 (2015年4月29日). 2023年3月8日閲覧。