小野一一郎
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小野 一一郎(おの かずいちろう、1925年10月10日 - 1996年12月7日)は、経済学者。京都大学名誉教授。
略歴
[編集]大阪市出身。1949年京都帝国大学経済学部卒、大阪市立大学経済研究所に入所。1951年京都大学助手、1956年助教授、1970年教授。1989年定年退官、名誉教授、阪南大学教授[1]。
著書
[編集]- 近代日本幣制と東アジア銀貨圏 円とメキシコドル
- 日本資本主義と貿易問題
- 資本輸出・開発と移民問題
共編
[編集]- 『世界経済と帝国主義』行沢健三,吉信粛共編 有斐閣 1973
- 『南北問題入門』吉信粛共編 有斐閣双書 1979
- 『両大戦間期のアジアと日本』吉信粛共編 大月書店 現代資本主義叢書 1979
- 『南北問題の経済学』編 同文館出版 1981
- 『戦間期の日本帝国主義』編 世界思想社 1985
翻訳
[編集]- モーリス・ドツブ『後進国の経済発展と経済機構』有斐閣 京都大学総合経済研究所研究叢書 1956
- A.I.ブルームフィールド『金本位制と国際金融 1880-1914年』小林龍馬共訳 日本評論社 1975