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尾嶋正治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

尾嶋 正治(おしま まさはる)は、日本化学者物理学者東京大学工学系研究科応用化学専攻教授日本放射光学会会長、日本表面科学会会長、東京大学放射光連携研究機構の機構長などを務める。趣味テニス囲碁・ゴルフなど。

経歴

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  • 1965年 - 兵庫県立豊岡高等学校入学
  • 1968年 - 東京大学理科I類入学
  • 1974年 - 東京大学大学院工学系研究科合成化学専攻修士課程修了
  • 1974年 - 日本電信電話公社武蔵野電気通信研究所入社
  • 1981-1982年 - スタンフォード大学電気工学科Visiting Scientist
  • 1984年 - 工学博士(東京大学)「Surface analysis of electronic materials for high speed devices(高速素子用電子材料の表面分析) 」
  • 1995年 -2013年 東京大学工学部、大学院工学系研究科応用化学専攻 教授
  • 1998年度-2003年度 - 高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所客員教授
  • 2001年- - 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系(化学)教授兼務
  • 2006年-2012年度- - 東京大学放射光連携研究機構 機構長
  • 2009年度-2010年度- -日本放射光学会会長
  • 2013年- - 東京大学放射光連携研究機構特任教授、東京大学名誉教授
  • 2014年- - 東京大学放射光連携研究機構特任研究員
  • 2013年度-2014年度- -日本表面科学会(現日本表面真空学会)会長
  • 2015年度-2023年度- -東京都市大学特別教授
  • 2015年度- -昭和電工(現レゾナック)社外取締役
  • 2023年度- - 東京大学物性研究所特任研究員
  • Publications:約620報
  • 非常勤講師(or客員教授):京都大学、東京工業大学、東北大学、九州大学、筑波大学、奈良女子大学、弘前大学、兵庫県立大学、慶応義塾大学、東京理科大学、関西学院大学、日本大学、ソウル国立大学、延世大学、浦項工科大学、北京大学、河海大学

研究

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省エネルギー型新型素子の開発を目指し、窒化物半導体や酸化物半導体結晶成長や、放射光を用いた解析手法の開発などを行っている。また近年では、白金を使わない燃料電池電極の開発にも取り組んでいる。

受賞

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  • 2007年度 - 日本表面科学会第12回学会賞受賞[1]
  • 2009年度 - 応用物理学会フェロー
  • 2010年度 - 米国電気化学会(ECS)分科会Best Paper Award受賞
  • 2016年度 - 日本化学会フェロー
  • 2014年 - 文部科学大臣表彰科学技術賞研究部門受賞
  • 2020年度 - 東京大学工学部Best Teaching Award受賞

脚注

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外部リンク

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