尾盛駅
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尾盛駅 | |
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構内(2007年10月) | |
おもり OMORI | |
◄接岨峡温泉 (2.3 km) (2.7 km) 閑蔵► | |
所在地 | 静岡県榛原郡川根本町犬間 |
所属事業者 | 大井川鐵道 |
所属路線 | ■井川線 |
キロ程 | 17.8 km(千頭起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
0.3人/日(降車客含まず) -2019年- |
乗降人員 -統計年度- |
0.7人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1959年(昭和34年)8月1日 |
備考 |
無人駅 標高526m |
尾盛駅(おもりえき)は、静岡県榛原郡川根本町犬間にある、大井川鐵道井川線の駅である。
歴史
[編集]- 1959年(昭和34年)8月1日:開業。
- 2014年(平成26年)9月2日:閑蔵駅の約600メートル南側で崩土のため、当駅を含む接岨峡温泉 - 井川間が運休。
- 2017年(平成29年)3月11日:接岨峡温泉 - 井川間が復旧[1]。
駅構造
[編集]単式1面1線のホームを持つ地上駅。旅客用ホームは枕木を並べ、砂を盛り上げたもので、白線などはない。旅客用ホームの反対側に川狩り(木材運搬)の補償用として設置された貨物用の廃ホームがあり、廃ホーム上には熊出没時の避難小屋を兼ねた保線員詰所(詳細は後述)がある。保線小屋の横に『タヌキ物語 第7話 おもりの森に帰る』の説明看板と信楽焼のタヌキ2体が設置されている。
利用状況
[編集]2008年度の年間乗降客数は574人[2]である。周辺に民家などは存在しないため、降車客は基本的に観光客や鉄道ファンが中心である。
駅周辺
[編集]駅周辺に民家は全くなく、その上駅に通じる公道も存在しない。かつてはダム建設関係者のために周辺に多数の宿舎や小学校もあったが、現在は無人地帯であり数軒の廃屋が残るのみである。
かつては主に旧公道を再利用した、接岨峡温泉駅からの遊歩道があったが、崩落箇所が多くあるため廃道となっている。このため徒歩での到達は困難であり、秘境駅の1つに数えられることもある。
付記
[編集]- 実質的な利用客(派生的需要による利用客)は皆無と考えられるが、当駅はダム建設に伴う補償措置として設置された経緯があるため、廃止を免れている。
- 2009年5月と2010年秋、駅近辺に熊が出没したため下車禁止となった。これ以降、かつては立ち入り禁止で施錠されていたホームの保線小屋を、熊からの避難用スペースとして一般人が入れるようにした。
- 2009年12月7日から2010年2月28日まで、接岨峡温泉駅と閑蔵駅の間は工事のため列車代行バスによる輸送が行なわれたが、当駅は前述の通り駅周辺に道路がないため、当駅の代わりとなる代行バスの停留所は設置されなかった[3]。このため、工事期間中は実質的に営業休止となった。
- 当駅 - 閑蔵間には、日本一高い鉄道橋である関の沢橋梁がある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- ウラ撮れちゃいました(テレビ朝日) - 2022年6月2日放送分で取り上げられた。