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山内あゆ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

やまのうち あゆ
山内 あゆ
プロフィール
本名 ベトナム名:グエン・タイン・フオン
出身地 日本の旗 日本 東京都町田市
国籍  ベトナム
日本の旗 日本
生年月日 (1976-04-15) 1976年4月15日(48歳)
血液型 B型[1]
最終学歴 一橋大学法学部
勤務局 TBS
部署 総合編成本部 アナウンスセンター[2]
活動期間 2000年 -
ジャンル 報道
配偶者 既婚
公式サイト TBS
出演番組・活動
出演中 別記参照
出演経歴イブニング・ファイブ』・『JNNイブニング・ニュース
イブニングワイド
みのもんたのサタデーずばッと』など

山内 あゆ(やまのうち あゆ、1976年4月15日 - )は、TBSアナウンサー

経歴

東京大学農学部へ留学していたベトナム人の父親(グエン・ヴァン・チュエン、元日本女子大学家政学部教授)と日本人の女性との間に生まれた。生まれたときは当時の日本国内の法制に従いベトナム国籍であった。そのため、グエン・タイン・フオンというベトナム名も持つ[3]

両親はベトナムへの帰国を考えていたが、当時のベトナム情勢を考え日本に残ることを決める。その後、父親の日本での永住許可が認められたことや、自身の出生地も日本であることから、父母両系血統主義への改正国籍法に基づき日本国籍も取得[4]。ただし出生による二重国籍者が日本国籍を選択した際に求められているベトナム国籍の離脱手続きは取っていないという。また、山内本人は子供の頃に父親からベトナム語を教わったことはあるとのことである[3]

東京都立八王子東高等学校一橋大学法学部卒業後。2000年4月、TBSにアナウンサー35期生として入社(同期は久保田智子[5][6]

入社3年目の2002年4月、『みのもんたのサタデーずばッと』(以下「サタずば」)に起用されるが、起用早々に妊娠が判明。番組を急遽降板する。同年9月に第1子となる長男を出産。翌年2003年春に職場復帰した。職場結婚であり、夫はTBSの同期社員で報道番組を担当している。

2008年2月4日からは2006年4月から担当している『イブニング・ファイブ』『JNNイブニング・ニュース』で出産・育児休暇入りした小倉弘子の代役に昇格。それまで担当していたレギュラー番組のうち、テレビの2番組を降板。『伊集院光 日曜日の秘密基地』(TBSラジオ)は番組自体が3月に終了した。同年7月までの半年間は『サタずば』と併せて、週6日の勤務となった。

同年7月25日、『イブニングファイブ』を降板。産休中の小倉弘子が出産後、半年でのスピード復帰となった。2008年10月24日に第2子(次男)を出産した。2009年4月に2度目の復帰。

2009年9月28日からは『イブニングワイド』に出演。山内は『イブニング・ファイブ』以来の夕方ワイド番組担当となった。2009年秋の時点で『サタずば』と併せて、週6日の勤務となったため、2010年の年明けからは金曜日の放送は原則として欠席した。

2010年3月29日よりスタートした、『イブニングワイド』のリニューアル版である『Nスタ』に引き続き出演したが、2011年3月26日放送の『サタずば』で3人目の子供を妊娠したことを発表。翌週4月2日の放送から番組を休むことになった。

2012年4月に3度目の復帰[7]

2013年4月からは以前出演していた『Nスタ』『はなまるマーケット』に再登板。『大沢悠里のゆうゆうワイド』は3月25日をもって降板した。

人物・エピソード

  • 『サタずば』へは、産休を2度経て再々登板という珍しいケースとなっていた。

回文

  • 趣味は回文作り。2006年、『うたばん』に同僚女性アナ集団とゲスト出演した際に披露したところ好評だったのか、その後は準レギュラーとしてコーナーの進行役として顔を出し、回文を披露するようになった。2008年8月には『中居正広の金曜日のスマたちへ』の“女の達人”コーナーに回文の達人として出場した。

うたばん・とくばん、およびザ・ミュージックアワー出演時

  • 2007年7月におたふく風邪を患い、8月2日の放送では同期アナの久保田が代役を務めるなど、しばらくテレビの仕事はできなかった。
  • 2度目の産休・育児休暇に入った2008年10月の放送では、同年入社アナの枡田絵理奈が、その後事実上山内の代役となった。
  • 2009年4月の放送から2010年春の「活動休止」までの1年間、再び出演。2009年5月24日の放送では山内と枡田が揃って出演した。
  • 2010年春から半年間放送された『ザ・ミュージックアワー』には、8月になって登場。9月14日の最終回・3時間スペシャルでは、番組に関わってきたTBSアナウンサー陣を代表して大勢のお笑い芸人と共にゲスト出演。

現在の担当番組

テレビ

ラジオ

過去の担当番組

テレビ

ラジオ

出典

  1. ^ イブニング・ファイブ 出演者紹介 山内あゆ TBSテレビ(ウェイバックマシン)
  2. ^ “TBSテレビ 企業情報 組織図”. TBSテレビ. (2021年11月1日). https://www.tbsholdings.co.jp/tbstv/corporate/organization.html 2022年5月20日閲覧。 
  3. ^ a b “山内あゆ、日本で活躍する越人”. Vietnam Guide Com. (2008年7月18日). https://web.archive.org/web/20210529042032/http://www.vietnamguide.com/newsdetail.php?catID=1&cat1ID=19&cat2ID=26&newsID=1523 2016年9月18日閲覧。 
  4. ^ イブニング・ファイブ キャスターズコラム 2008年3月27日
  5. ^ 東京放送 編「III 放送関係 7.アナウンサーの活動記録」『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年1月、240頁。「2000.4<35期生> 2人入社(女2) 久保田智子 山内あゆ」 
  6. ^ 東京放送 編「TBSアナウンサーの動き」『TBS50年史 付属資料・ハイブリッド検索編』(DVD-ROM & PDF)東京放送、2002年1月、34頁。「00.4<35期生>2人入社 久保田智子 山内あゆ」 
  7. ^ 小川知子のママアナ日記2012年2月15日付より。同年4月14日閲覧
  8. ^ a b c d 東京放送 編「III 放送関係 7.アナウンサーの活動記録」『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年1月、240頁。「山内あゆ R「ミュージックキャラバン」「ENKAチックナイト!五木孝雄」 TV「はなまるマーケット」「倶楽部6」」 
  9. ^ a b c d 東京放送 編「TBSアナウンサーの動き」『TBS50年史 付属資料・ハイブリッド検索編』(DVD-ROM & PDF)東京放送、2002年1月、34頁。「山内あゆ R「ミュージックキャラバン」「ENKAチックナイト!五木孝雄」 TV「はなまるマーケット」「倶楽部6」」 

参考文献

  • 東京放送 編『TBS50年史』東京放送、2002年1月。 

関連項目

外部リンク

先代
小倉弘子
JNNイブニング・ニュース
平日女性サブキャスター
第2代(2008年2月 - 7月)
次代
小倉弘子