山内駅
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山内駅 | |
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やまうち Yamauchi | |
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所在地 | 福岡県八女市山内町 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 矢部線 |
キロ程 | 11.7 km(羽犬塚起点) |
電報略号 | マウ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
70人/日(降車客含まず) -1981年度- |
開業年月日 | 1945年(昭和20年)12月26日[1] |
廃止年月日 | 1985年(昭和60年)4月1日[1] |
備考 |
山内駅(やまうちえき)は、かつて福岡県八女市山内町に置かれていた、日本国有鉄道(国鉄)矢部線の駅(廃駅)である。矢部線の廃止に伴い、1985年(昭和60年)4月1日に廃駅となった[1]。
廃止当時の八女市域の東端部にあった[2]。
歴史
[編集]- 1945年(昭和20年)12月26日:矢部線の全線開通と同時に、一般駅として開業[1]。
- 1962年(昭和37年)4月1日:業務委託駅となる(日本交通観光社に委託)[3]。
- 1971年(昭和46年)2月20日:貨物および荷物の取り扱い廃止[4]。無人駅となる[5]。
- 1985年(昭和60年)4月1日:矢部線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅構造
[編集]有人駅時代は、2面2線の相対式ホームを有する行き違い可能駅で、貨物取扱設備もあった。隣の北川内駅と同時に無人駅化された後は、対向側のホームと線路が撤去されて1面1線の単式ホームに縮小され、駅舎も駐輪場になった[2]後に取り壊されてホーム上に待合所があるだけの簡素な駅となっていた。筑豊炭田に送る木材置場として用いられていたため、駅構内は広かった[2]。
駅前には開業時に桜並木が植えられたが、無人化以降は手入れされず荒れていた[2]。駅設備縮小で駅前のスペースが広がったため、公民館が建てられたりゲートボール場として使われたりしていた。
現状
[編集]駅跡地は、八女市東公民館となっている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、700頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d 夕刊フクニチ新聞社・編『福岡駅風土記』 1974年 葦書房 P.160
- ^ 「西部支社一四駅を民間委託」『交通新聞』交通協力会、1962年4月1日、1面。
- ^ “日本国有鉄道公示第53号”. 官報. (1971年2月18日)
- ^ 「通報 ●鹿児島本線西牟田駅ほか3駅、矢部線上妻駅ほか2駅、湯前線肥後西村駅ほか1駅及び高森線長陽駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月18日、4面。
参考文献
[編集]- 『国鉄全線各駅停車10 九州720駅』(小学館、1983年)