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黒木駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒木駅
駅跡に保存されているC11 61(2018年4月)
くろき
Kuroki
北川内 (4.5 km)
地図
所在地 福岡県八女郡黒木町大字今
北緯33度12分49.6秒 東経130度40分14.6秒 / 北緯33.213778度 東経130.670722度 / 33.213778; 130.670722座標: 北緯33度12分49.6秒 東経130度40分14.6秒 / 北緯33.213778度 東経130.670722度 / 33.213778; 130.670722
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 矢部線
キロ程 19.7 km(羽犬塚起点)
電報略号 ロキ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
507人/日(降車客含まず)
-1981年度-
開業年月日 1945年昭和20年)12月26日[1]
廃止年月日 1985年(昭和60年)4月1日[1]
備考
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黒木駅(くろきえき)は、かつて福岡県八女郡黒木町(現・八女市)大字今にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)矢部線廃駅)である。開業時の告示による駅名の読みは、町名と同じ「くろぎ」であったが、それ以後の『停車場一覧』では一貫して「くろき」であった[注釈 1]

矢部線の終着駅で、駅所在地は黒木町の中心地区の北端部に当たり、廃止まで駅舎が残り委託駅員も配置されていた[2]。この駅から先、線名の由来となった矢部村方面への延伸計画もあったが、廃線までに計画は成らなかった。

矢部線の廃止に伴い、1985年昭和60年)4月1日に廃駅となった[1]

歴史

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駅構造

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廃止時点では、単式ホーム1面1線を有し、駅舎を併設する業務委託駅であった。2人の国鉄OBが業務を行っていた[2]

駅周辺

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終点駅という事もあり、駅前広場や観光案内板があるほか、数軒の茶店があった[2]

現状

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駅跡付近に保存展示していたC11 61(移設前。2008年2月)

駅舎・ホーム等は撤去され、交差点となっている。当駅の北側近くにC11形蒸気機関車(61号機)が駅名標とともに静態保存されている[4]

近くの堀川バス「中町」バス停には、2011年平成23年)5月現在も「黒木駅前←→黒木」の隣接停留所表記が残る。

隣の駅

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日本国有鉄道
矢部線
北川内駅 - 黒木駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 駅跡に保存されている機関車のそばにある駅名標は、近年[いつ?]作り直された際に表記が「くろき」から「くろぎ」に変更されている。

出典

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  1. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、700頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c d 夕刊フクニチ新聞社・編『福岡駅風土記』 1974年 葦書房 P.161
  3. ^ 「去月20日から 営業近代化 国鉄九州三局で実施」『交通新聞』交通協力会、1971年3月5日、1面。
  4. ^ 旧国鉄黒木駅跡(駐車場横)”. 黒木町観光協会. 2024年8月12日閲覧。

関連項目

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