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筑後福島駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
筑後福島駅
旧駅舎(移設後)
ちくごふくしま
Chikugo-Fukushima
蒲原 (1.7 km)
(1.2 km) 今古賀
地図
所在地 福岡県八女市大字本町
北緯33度12分25.2秒 東経130度33分27.1秒 / 北緯33.207000度 東経130.557528度 / 33.207000; 130.557528座標: 北緯33度12分25.2秒 東経130度33分27.1秒 / 北緯33.207000度 東経130.557528度 / 33.207000; 130.557528
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 矢部線
キロ程 6.8 km(羽犬塚起点)
電報略号 フク
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線(1面1線のみ使用)
乗車人員
-統計年度-
216人/日(降車客含まず)
-1981年度-
開業年月日 1945年昭和20年)12月26日[1]
廃止年月日 1985年(昭和60年)4月1日[1]
備考
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筑後福島駅(ちくごふくしまえき)は、かつて福岡県八女市大字本町にあった、日本国有鉄道(国鉄)矢部線廃駅)である。矢部線の開通と同時に開業した駅で、八女市の中心市街地(旧・福島町)の南端部に位置した。

歴史

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駅構造

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単式・島式の複合ホーム2面3線を有した駅であったが、駅舎に隣接する単式ホームのみが使用されていた。

開業時に建てられた木造駅舎が廃止まで残り、1971年(昭和46年)の業務委託後は、国鉄OBを含む7人の委託駅員が配置されていた。矢部線沿線の貨物取扱業務が福島駅に集約されてからは、缶詰セメント石灯籠などの貨物取り扱いも多い駅だった[3]

駅周辺

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八女市および矢部線の中心駅で、高校生の乗り降りが多かった[3]

現状

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筑後福島駅近くの藤棚

矢部線の他の駅の痕跡が皆無に等しい中、この駅のみは公園として整備がなされ、ホームと線路の一部ならびに踏切跡が残されている。また近接する八女伝統工芸館内に筑後福島駅の記念品を展示するコーナーがある。

公園内の倉庫として移設された駅舎には駅名標が掲げられ、公園の藤棚には廃レールが再利用されている。

隣の駅

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日本国有鉄道
矢部線
蒲原駅 - 筑後福島駅 - 今古賀駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、700頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「去月20日から 営業近代化 国鉄九州三局で実施」『交通新聞』交通協力会、1971年3月5日、1面。
  3. ^ a b c d 夕刊フクニチ新聞社・編『福岡駅風土記』 1974年 葦書房 P.158-159

参考文献

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  • 『国鉄全線各駅停車10 九州720駅』(小学館、1983年)

関連項目

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