山岸あかね
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基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
生年月日 | 1991年1月8日(33歳) | |||
出身地 | 長野県須坂市 | |||
ラテン文字 | Akane Yamagishi | |||
身長 | 164cm | |||
体重 | 55kg | |||
血液型 | O型 | |||
選手情報 | ||||
所属 | 埼玉上尾メディックス | |||
背番号 | 7 | |||
愛称 | キラ | |||
ポジション | L | |||
指高 | 216cm | |||
利き手 | 右[1] | |||
スパイク | 283cm | |||
ブロック | 262cm[1] |
山岸 あかね(やまぎし あかね、1991年1月8日 - )は、日本の女子バレーボール選手。
来歴
[編集]長野県須坂市出身。バレーボールをやっていた姉の影響で5歳から競技を開始する[2]。地元の裾花中時代に全日本中学バレーボール選手権で連覇を達成した。東海大付第三高時代には春高バレー、インターハイで活躍した。同級生には小平花織がいる。卒業後は東海大学へ進学し、インカレでは2年次に準優勝、3年次には優勝を果たした。
2013年1月、当時Vチャレンジリーグの上尾メディックス(現・埼玉上尾メディックス)の内定選手となる。同年4月、全日本の候補メンバーに登録された[3]。7月のエリツィン杯、第27回ユニバーシアード競技大会(カザン)で5位[4]、10月に中国で行われた第6回東アジア競技大会に出場し、銀メダルを獲得した[5]。
2018年に日本代表メンバーとなり、ネーションズリーグブラジル大会に出場した[6]。
2019年にはネーションズリーグの全ラウンドに帯同し試合にも出場[7]。ワールドカップのメンバーに選出され試合にも出場した[8]。
2020-21シーズンより埼玉上尾のキャプテンに就任[9]。
2021年、開催予定の東京五輪を前にして、前年まで3年続けて選出されてきた日本代表から落選した[10][注釈 1]。
2022年、再び日本代表登録メンバーに選出され[11]、ネーションズリーグに出場した[12]。
2023年3月4日、V1女子のヴィクトリーナ姫路戦でVリーグ通算230試合出場を果たした[13]。それにより、V1女子ファイナル終了後、Vリーグ栄誉賞を受賞した[14][15]。
2024年、2年ぶりに日本代表に選出された[16][17]。2024年パリオリンピックにはリザーブメンバーとして帯同する[18][19]。
2024年10月7日、2024-25シーズンをもっての現役引退が発表された[20]。
人物
[編集]- 既婚者であり[21]、国際バレーボール連盟(FIVB)での登録名は"Akane Moriya"である[22][23][注釈 2]。
球歴
[編集]- 日本代表 - 2013年、2018-2020年、2022年、2024年
- ユニバーシアード日本代表 - 2012-2013年
所属チーム
[編集]- 須坂南部バレーボールチーム
- 長野市立裾花中学校(2003-2006年)
- 東海大学付属第三高等学校(2006-2009年)
- 東海大学(2009-2013年)
- 上尾メディックス/埼玉上尾メディックス(2013年-)
受賞歴
[編集]- 2023年 - 2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN Vリーグ栄誉賞
- 2023年 - 第71回黒鷲旗全日本選抜大会 ベストリベロ
個人成績
[編集]Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[24]。
シーズン | 所属 | 出場 | アタック | ブロック | サーブ | レセプション | 総得点 | 備考 | |||||||||
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試合 | セット | 打数 | 得点 | 決定率 | 効果率 | 決定 | /set | 打数 | エース | 得点率 | 効果率 | 受数 | 成功率 | ||||
2013/14 | 上尾 | チャレンジリーグの為、記録を記載せず | |||||||||||||||
2014/15 | 21 | 61 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 19 | 0 | 0.00% | 10.5% | 230 | 65.7% | 0 | ||
2015/16 | 21 | 84 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0.00% | 0.0% | 269 | 62.5% | 0 | ||
2016/17 | チャレンジリーグの為、記録を記載せず | ||||||||||||||||
2017/18 | 21 | 80 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.0 | 0 | 0 | % | 0.0% | 354 | 58.3% | 0 | ||
2018/19 | % | % | % | % | % |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2019年FIVBワールドカップ出場メンバーで代表から漏れたのは、山岸と岩坂名奈だけである。
- ^ 日本バレーボール協会とV.LEAGUEでの登録名は現在も「山岸あかね」であり、国内向けにはその登録名で表記される。
出典
[編集]- ^ a b 「埼玉上尾メディックス」『2021-22 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔 2021年11月号』、日本文化出版、2021年11月、160頁、ASIN B09HG54WVS。
- ^ “活躍する選手たち 山岸あかね選手(バレーボール部)”. 東海大学. 2015年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月30日閲覧。
- ^ “2013年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2022年7月30日閲覧。
- ^ “第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)バレーボール競技 女子”. 日本バレーボール協会. 2022年7月30日閲覧。
- ^ “第6回東アジア競技大会(2013/天津)女子バレーボール競技”. 日本バレーボール協会. 2022年7月30日閲覧。
- ^ “全日本メンバー”. 日本バレーボール協会. 2018年7月23日閲覧。
- ^ “全日本メンバー”. 日本バレーボール協会. 2022年5月13日閲覧。
- ^ “日本戦結果詳細”. FIVBワールドカップ. 2020年6月15日閲覧。
- ^ 『2020-21埼玉上尾メディックス新体制のお知らせ』(プレスリリース)埼玉上尾メディックス、2020年6月15日 。2020年6月15日閲覧。
- ^ “2021年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2021年2月22日閲覧。
- ^ “2022年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2022年5月13日閲覧。
- ^ “FIVBバレーボールネーションズリーグ2022”. 日本バレーボール協会. 2022年7月30日閲覧。
- ^ “埼玉上尾メディックス・山岸あかね 選手 Vリーグ出場通算230試合出場達成のお知らせ”. V.LEAGUE (2023年3月4日). 2023年4月30日閲覧。
- ^ ““歴史に残る激闘のファイナル制しNECが優勝”. V.LEAGUE (2023年4月22日). 2023年4月30日閲覧。
- ^ “V1女子 NECが6年ぶり7度目の優勝 最終順位と個人賞が決定”. 月バレ.com (日本文化出版). (2023年4月23日) 2023年4月30日閲覧。
- ^ “2024年度日本代表候補選出について”. 埼玉上尾メディックス (2024年3月5日). 2024年3月5日閲覧。
- ^ 「【バレー】女子日本代表発表 ベテラン長岡望悠、ミドルブロッカー入沢まいは外れる」『日刊スポーツ』2024年3月5日。2024年3月5日閲覧。
- ^ 勝部晃多. “【バレー】女子五輪12人発表 なぜリベロ2枚?リザーブ山岸あかねの選考理由など…監督明かす - バレーボール - パリオリンピック2024 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年7月26日閲覧。
- ^ “女子バレー日本最強の13人目「嫌という気持ち全くない」 +1枠選出の交代選手・山岸あかねは「喜んで」”. THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュース・コラム (2024年7月1日). 2024年7月26日閲覧。
- ^ “山岸あかね2024-25シーズンでの引退について”. 埼玉上尾メディックス (2024年10月7日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “230試合達成の埼玉上尾・山岸あかね主将「思い出の試合は岡山との入替戦と3年前の3位決定戦」、姫路・セレステ・プラク「私の役割はスパイクで点をとることと、チームを元気づけること」 V1女子会見”. バレーボールマガジン. 2024年5月15日閲覧。
- ^ “AKANE MORIYA”. FIVB Volleyball Nations League 2019. FIVB. 2022年6月3日閲覧。
- ^ “MORIYA Akane”. olympics.com. 2024年7月26日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2018年7月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 山岸あかね - V.LEAGUE
- 山岸あかね - 埼玉上尾メディックス