荒木彩花
| ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基本情報 | ||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||
生年月日 | 2001年9月2日(23歳) | |||||||||||
出身地 | 福岡県大野城市 | |||||||||||
ラテン文字 | Ayaka Araki | |||||||||||
身長 | 184cm | |||||||||||
体重 | 78kg[1] | |||||||||||
血液型 | B型 | |||||||||||
選手情報 | ||||||||||||
所属 | SAGA久光スプリングス | |||||||||||
背番号 | 2 | |||||||||||
愛称 | アヤ | |||||||||||
ポジション | MB | |||||||||||
指高 | 240cm | |||||||||||
利き手 | 右[2] | |||||||||||
スパイク | 300cm | |||||||||||
ブロック | 292cm[2] | |||||||||||
|
荒木 彩花(あらき あやか、2001年9月2日 - )は、日本の女子バレーボール選手。
来歴
[編集]福岡県大野城市出身[3]。中学生のとき、バレーボール部の顧問に誘われたことをきっかけにバレーボールを始めた[2]。
2020年1月24日、久光製薬スプリングス(現・SAGA久光スプリングス)への入団内定が発表された[4][5][6]。
2021年4月24日、チーム公式サイトにて荒木の故障と手術についての詳細が発表。診察結果は「右膝外側半月板損傷」。全治6ヶ月と診断された[7]。
2021-22シーズンはあまり試合に出場出来なかったが、2022-23シーズンはV1女子で多くの試合に出場し、ブロック賞、スパイク賞、ベスト6を受賞する活躍をした[8][9]。
2023年、日本代表に選出された[10][11]。ネーションズリーグのメンバーにも選出され、予選ラウンド12試合中8試合でスタメン出場を果たし、チームに貢献した。しかし、同年7月1日、タイ戦の第2セット中盤で、ブロックの着地の際に相手選手の足を踏み、足を負傷し途中交代。自力で立ち上がれず、ベンチに退いた後、車いすで会場を後にした[12]。コンディションが良く仕上がっていてネーションズリーグで見せ場を作っていたさなかでの負傷だった。すぐに復帰できる怪我ではなく、目標としていたOQT(最終予選)出場も絶望となり、2021年の負傷よりも精神的にしんどく、どん底を味わった[13]。当初は誰とも連絡を取れなかったという[14]。
2023-24シーズンより、久光スプリングスでの背番号が20から2に変更となった[15]。同シーズン開幕に照準を合わせリハビリを続け[16]、2023年11月26日、V1女子のJTマーヴェラス戦でワンポイントブロッカーとして約5か月ぶりにコートに立った[13]。2024年1月6日、V1女子のNECレッドロケッツ戦で同シーズン初となるスタメン出場を果たした[17]。しかし、この試合で左手を負傷していて、左環指(薬指)中手骨骨折の診断を受け手術をすることとなり、当面は再び治療とリハビリに専念することとなった[18][19]。
所属チーム
[編集]- 大野城市立大利小学校[2]
- 大野城市立大利中学校[2]
- 東九州龍谷高等学校
- 久光スプリングス/SAGA久光スプリングス #20、#2(2020年-)
球歴
[編集]- 2017年 全国総合体育大会:優勝
- 2017年 国民体育大会:準優勝
- 2018年 全日本バレーボール高等学校選手権大会:準優勝
- 2018年 国民体育大会:3位
- 2019年 全日本バレーボール高等学校選手権大会:準優勝
- 2019年 国民体育大会:準優勝
日本代表
[編集]- 日本代表(2023年-)
- ジュニア日本代表
- アジアジュニア選手権(U-19) - 2018年(優勝)
- U20世界選手権 - 2019年(優勝)
- ユース日本代表
受賞歴
[編集]- 2020年 - U20世界選手権 文部科学大臣賞受賞
- 2020年 - 全日本高等学校選手権大会 優秀選手賞
- 2023年 - 2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN スパイク賞、ブロック賞、ベスト6
個人成績
[編集]V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(順位決定戦、VCup含む)[20]。
大会 | チーム | 出場 | アタック | バックアタック | アタック 決定本数 |
ブロック | サーブ | サーブレシーブ | 総得点 | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 数 |
セ ッ ト 数 |
打 数 |
得 点 |
失 点 |
決 定 率 |
打 数 |
得 点 |
失 点 |
決 定 率 |
セ ッ ト 平 均 |
得 点 |
セ ッ ト 平 均 |
打 数 |
ノ 丨 タ ッ チ |
エ 丨 ス |
失 点 |
効 果 |
効 果 率 |
受 数 |
成 功 ・ 優 |
成 功 ・ 良 |
成 功 率 |
ア タ ッ ク |
ブ ロ ッ ク |
サ 丨 ブ |
得 点 合 計 | ||
V1 2021-22 | 久光 | 18 | 29 | 1 | 1 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | - | 0.03 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | - | 1 | 0 | 0 | 1 |
V1 2020-21 | 20 | 45 | 116 | 40 | 5 | 34.5 | 0 | 0 | 0 | - | 0.89 | 29 | 0.64 | 120 | 1 | 0 | 9 | 32 | 5.6 | 7 | 0 | 4 | 28.6 | 40 | 29 | 1 | 70 | |
通算:2シーズン | 38 | 74 | 117 | 41 | 5 | 35 | 0 | 0 | 0 | - | 0.55 | 29 | 0.39 | 120 | 1 | 0 | 9 | 32 | 5.6 | 7 | 0 | 4 | 28.6 | 41 | 29 | 1 | 71 |
脚注
[編集]- ^ 「久光スプリングス」『2021-22 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔』、日本文化出版、2021年11月、149頁、ASIN B09HG54WVS。
- ^ a b c d e 「久光スプリングス」『2022-23 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔』、日本文化出版、2022年12月、188頁、ASIN B0BHGDWTZD。
- ^ “荒木彩花”. 西スポWEB OTTO!. 西日本新聞社. 2024年1月12日閲覧。
- ^ “2020年度入部内定選手のお知らせ”. 久光スプリングス (2020年1月24日). 2021年7月16日閲覧。
- ^ “2020年度入部内定選手のお知らせ”. 久光スプリングス (2020年1月24日). 2021年7月16日閲覧。
- ^ “久光製薬 東九州龍谷高・荒木彩花の内定を発表”. バレーボールマガジン. 2024年12月8日閲覧。
- ^ “荒木彩花選手 右膝手術のお知らせ”. 久光スプリングス (2021年4月24日). 2021年7月16日閲覧。
- ^ ““歴史に残る激闘のファイナル制しNECが優勝”. V.LEAGUE (2023年4月22日). 2023年4月30日閲覧。
- ^ “V1女子 NECが6年ぶり7度目の優勝 最終順位と個人賞が決定”. 月バレ.com (日本文化出版). (2023年4月23日) 2023年4月30日閲覧。
- ^ “23年度日本代表選出のお知らせ”. 久光スプリングス (2023年3月27日). 2023年3月27日閲覧。
- ^ “2023年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2023年3月27日閲覧。
- ^ “【バレー】荒木彩花が足負傷で途中交代…バランス崩し転倒、自力で立ち上がれず”. 日刊スポーツ. (2023年7月1日) 2023年7月2日閲覧。
- ^ a b 「バレー日本代表・荒木彩花 “人生で最も苦しい怪我”からの復活 「代表経験がクソガキだった自分を変えてくれた」【前編】」『TBS NEWS DIG』2023年12月16日。2024年1月12日閲覧。
- ^ 「バレー日本代表・荒木彩花 鮮烈デビューも怪我で無念の離脱 涙で語ったどん底から救った”1本の電話”【後編】」『TBS NEWS DIG』2023年12月16日。2024年1月12日閲覧。
- ^ “2023/24シーズン背番号変更のお知らせ”. 久光スプリングス (2023年8月1日). 2023年8月1日閲覧。
- ^ 西口憲一「女子バレー代表に朗報、負傷の荒木彩花が復帰へ着々 久光の酒井監督、濵松明日香とともに「Vリーグ開幕に間に合わせたい」」『西スポWEB OTTO!』西日本新聞社、2023年9月14日。2024年1月12日閲覧。
- ^ 西口憲一「代表でブレークの久光スプリングス荒木彩花が今季初先発、濵松明日香もコートイン 敗戦の中、故障者が続々復帰【Vリーグ女子】」『西スポWEB OTTO!』西日本新聞社、2024年1月6日。2024年1月12日閲覧。
- ^ 「久光スプリングスに再びショック…復帰したばかりの荒木彩花が左手骨折で手術 日本代表でもブレークの逸材【Vリーグ女子】」『西スポWEB OTTO!』西日本新聞社、2024年1月12日。2024年1月12日閲覧。
- ^ “荒木彩花選手 負傷に関するお知らせ”. 久光スプリングス (2024年1月11日). 2024年1月12日閲覧。
- ^ “荒木彩花|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2022年6月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- 荒木彩花 - V.LEAGUE
- 荒木彩花 - SAGA久光スプリングス