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山崎耕一 (歴史学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山﨑 耕一(やまざき こういち、1950年 - )は、日本歴史学者。専門はフランス近代史、社会思想史一橋大学社会科学古典資料センター教授、日仏歴史学会副会長等を務めた。

人物・経歴

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神奈川県出身[1]。1973年一橋大学社会学部卒業[2]。1975年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了[2]。1978年パリ第1大学第3課程退学[2]。1980年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得満期退学[2]古賀英三郎[3]や、津田内匠の指導を受けた[4]

1980年一橋大学社会学部助手[2]。1983年武蔵大学人文学部助教授[2]。1990年同教授[2]。2000年、渡会勝義の後任として一橋大学社会科学古典資料センター教授に就任[2][5]。一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻社会文化研究分野(社会思想)教授併任。2014年定年退職、特任教授[6][2]。2016年任期満了退職。後任の社会科学古典資料センター教授は屋敷二郎[7]

専門はフランス近代史、フランス革命史で[8]、2007年『啓蒙運動とフランス革命 : 革命家バレールの誕生』で一橋大学博士(社会学)[2]。審査員森村敏己古茂田宏小関武史[9]。2014年日仏歴史学会副会長[10]

著作

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著書

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  • 『ドキュメント『5月革命』』(山崎カトリーヌと共著)第三書房 1988年
  • 『ミニ・コンヴェルサスィオン』(山崎カトリーヌと共著)第三書房 1995年
  • 『ヨーロッパ世界と旅』(共著)法政大学出版局 1997年
  • 『メンガー『国民経済学原理』初版特製本における書き込みの復刻とその内容分析』一橋大学 2002年
  • 『ある地方弁護士における「啓蒙」』一橋大学社会科学古典資料センター 2005年
  • 『啓蒙運動とフランス革命』刀水書房 2007年
  • 『フランス史研究入門』(佐藤彰一・中野隆生編、共著)山川出版社 2011年
  • 『フランス革命史の現在』(松浦義弘と共編)山川出版社 2013年
  • 『フランス革命―「共和国の誕生」』刀水書房 2018年

訳書

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  • アルベール・ソブール『大革命前夜のフランス:経済と社会』法政大学出版局 1982年、新装版2015年
  • ジャック・ゴデショ『フランス革命年代記』(共訳)日本評論社 1989年
  • ルネ・セディヨ『フランス革命の代償』草思社 1991年、草思社文庫 2023年
  • マリア・ベトレム,カステラ・イ・プジョルス『見えざるフランス革命』一橋大学社会科学古典資料センター 2012年
  • ジョナサン・イスラエル『精神の革命 : 急進的啓蒙と近代民主主義の知的起源』みすず書房 2017年

脚注

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  1. ^ 「著者について」『大革命前夜のフランス 〈新装版〉: 経済と社会』
  2. ^ a b c d e f g h i j 「山﨑 耕一 (やまざき・こういち)」一橋大学大学院社会学研究科
  3. ^ 「昭和49年度学位授与単位修得論文」一橋研究
  4. ^ [1]
  5. ^ 「センター教授着任の弁」一橋大学社会科学古典資料センター年報
  6. ^ 「2014年センター報告・日誌」一橋大学社会科学古典資料センター年報
  7. ^ 「2016年センター報告・日誌」一橋大学社会科学古典資料センター年報
  8. ^ 「山﨑 耕一」researchmap
  9. ^ 「博士論文審査要旨」一橋大学大学院社会学研究
  10. ^ 「役員 (2014年4月~)」日仏歴史学会