山形県立山形中央高等学校
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(山形県立山形第六高等学校から転送)
山形県立山形中央高等学校 | |
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北緯38度14分14.9秒 東経140度20分3.5秒 / 北緯38.237472度 東経140.334306度座標: 北緯38度14分14.9秒 東経140度20分3.5秒 / 北緯38.237472度 東経140.334306度 | |
過去の名称 |
山形県山形公民中学校 山形市立山形産業高等学校 山形県立山形第六高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 山形県 |
学区 | 東学区 |
校訓 | 友愛・自由・平等・団結[1] |
設立年月日 | 1946年4月 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科 スポーツ科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D106220150070 |
高校コード | 06106K |
所在地 | 〒990-2492 |
山形県山形市鉄砲町二丁目10番73号 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
山形県立山形中央高等学校(やまがたけんりつ やまがたちゅうおうこうとうがっこう、英語: Yamagata Prefectural Yamagata Central High School)は、山形県山形市鉄砲町二丁目にある県立高等学校である。略称は「山中」(やまちゅう)。山形市近辺では「中央」(ちゅうおう)とも呼ばれている。山形県内で唯一普通科とスポーツ科を併せ持つ。
設置学科
[編集]沿革
[編集]- 1946年(昭和21年) - 山形県山形公民中学校として、歩兵第32連隊の兵営敷地跡、現在の霞城公園内に開校。
- 1950年(昭和25年) - 現校名の山形県立山形中央高等学校となる。
- 1985年(昭和60年) - 山形市松山から現在地に移転。
- 1986年(昭和61年) - べにばな国体に向けて体育科を新設。
施設設備
[編集]- 本校舎
- 口の字型に配置され、北棟、中央棟、南棟、第一、第二体育館らより成る3階建て。正門は南西に位置し、正門以外からの登校も多い。元々は1,2年生は扇風機のみ。今はエアコンも設置されている。3年生の教室には扇風機とクーラーが設置されている。また、校訓の、自主の像、友愛の像、気魄の像がある。
- 生徒利用設備
- 温水プール、科学教室、物理教室、地学教室、生物教室、進路情報室、生徒相談室、食堂、ピロティー、アリーナ二つ、柔道場、剣道場、弓道場、コンピューター学習室、学習センター、スタジオ、ブラウジングコーナー、LL教室、合奏室、被服実習室、食物実習室、和室、家庭経営保育実習室、書道教室、美術教室、屋上、コモンホール、僚友会館、探究学習室
主な設備の詳細
- 学習センター(図書室)略称、学セン
- 中央棟 2階に設置され蔵書は一万をこえ、ビデオ鑑賞や、iPadでインターネットもできる。生徒の協力により、コンピューターでの図書の検索が出来るようになった。その名の通り学習室としても使われ、学習机がたくさんある。また、北東と南棟を結ぶ通路上の両脇に広がる形で学センはあるため、教室移動などの際、学センの中を通らねばならない。
- ブラウジングコーナー
- 中央棟南側 2階にある。主に2年生の憩いの場として使われている。
- (食堂の出張販売は2018年6月にコモンホールに移転)
- コモンホール
- 中央棟 1階で昇降口を入ってすぐ。コピー機、連絡黒板、ベンチが置かれている。時折業者による教材の販売もされる。3時間目の終了時から4時間目の始まりまで、食堂の出張販売が行われ、各学年の生徒で混雑する。おにぎり80円、ライスボール100円、ポテトとから揚げのカップ入り100円、お弁当300円から400円である。また体育祭ではかき氷やアメリカンドッグが販売される。
- 購買部(2016年3月末に閉店)
- 食堂
- 第二体育館 1階に開かれている。カレー、日替わり定食、ラーメン、うどん、そばなどが出される。どれも大盛りは40円増し。メニューに無い料理もある。現在は、日替わりではなく全ての料理が券売機制になっており、料理を選択できる幅が広がった。
部活動
[編集]野球部は地元の強豪校であり、選抜高等学校野球大会出場2回(2010年春〈第82回〉・2013年春〈第85回〉 前者は「21世紀枠」、後者は「東北絆枠」といずれも特別出場枠での出場権獲得)、全国高等学校野球選手権大会出場2回(2010年夏〈第92回〉・2014年夏〈第96回〉)で、選抜85回大会に悲願の初勝利を収め、選手権96回大会では同校初の甲子園2勝を挙げベスト16に進出した。夏の県大会決勝進出7回のうち優勝2回、準優勝4回(1993年、2010年、2011年、2013年、2014年、2016年、2017年、2022年)
- 体育部
- バレーボール、ラグビーフットボール、ソフトテニス、陸上競技、野球、卓球、サッカー、バスケットボール、スキー、バドミントン、柔道、弓道、剣道、水泳、スケート、ハンドボール
- 文化部
- 吹奏楽、音楽、演劇、書道、美術、文芸、生物、茶道、科学、英語、写真、ボランティア
- 死亡事故
2012年7月28日、ラグビー部2年生男子部員(当時17歳)が午前中の練習中に熱中症で倒れ病院に搬送、その2日後の30日に死亡[2]。
年中行事
[編集]- 7月
- 体育祭がおこなわれ、サッカー・バスケットボール・ソフトボール・バレーボールの内から好きな競技に参加できる。大縄も実施されている。
- 期末テスト
- 8月
- 中央祭、いわゆる文化祭が行われ、露店、男・女装コンテスト、カラオケなどをする。
著名な出身者
[編集]- 加藤条治(スピードスケート・トリノオリンピック代表、バンクーバーオリンピック男子500m銅メダル)
- 一戸誠太郎(スピードスケート・平昌オリンピックチームパシュート代表)
- 森重航(スピードスケート・北京オリンピック男子500m銅メダル)
- ウイリアムソン師円(スピードスケート・ソチオリンピック代表)
- 菅井直樹(元プロサッカー選手)
- 渡部博文(プロサッカー選手)
- 鈴木駿也(元プロ野球選手)
- 横山雄哉(元プロ野球選手)
- 石川直也(プロ野球選手)
- 青木陸(元プロ野球選手)
- 齋藤友貴哉 (プロ野球選手)
- 佐藤智輝 (プロ野球選手)
- 村上舜 (プロ野球選手)
- 大泉周也(プロ野球選手)
- 武田陸玖(プロ野球選手)
- 瀧澤宏臣(ワールドカップスキー・スキークロス競技 初代総合王者)
- 鈴木沙織(ワールドカップスキー・ハーフパイプ選手)
- 二関ひとみ(バスケットボール選手)
- 山岡俊(ラグビー選手、元日本代表)
- 秋葉俊和(ラグビー選手)
- 田瀬慎之介(元ラグビー選手)
- 横山健一(ラグビー選手、元7人制ラグビー日本代表)
- 横山伸一(ラグビー選手、元セブンス日本代表)
- 吉見一星(歌手、元プロサッカー選手)
- 片桐夏海(柔道家)
- 阿宗高広(元陸上競技選手、第84回箱根駅伝4区区間賞)
- 若草恵(日本の作曲家、編曲家)
- 荒井幸博(パーソナリティー)
- 羽隅将一(NHKアナウンサー)
- 結城晃一郎 (TUYアナウンサー)
- 渡部峻(TBSアナウンサー)
- 横山リエ(女優)
- イマイヒヅル(漫画家)
- 金井たつお(漫画家)
- 星野泰視(漫画家)
- 深町秋生(小説家)
- 池上冬樹(文芸評論家)
交通
[編集]脚注
[編集]- ^ “特徴・沿革”. 山形県立山形中央高等学校. 2021年1月11日閲覧。
- ^ 山形中央V15亡き友の分も/高校ラグビー