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山本一徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山本 一徳
ロッテ時代(2011年8月1日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 島根県安来市
生年月日 (1983-06-13) 1983年6月13日(41歳)
身長
体重
185 cm
94 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2006年 大学生・社会人ドラフト5巡目
初出場 2007年3月27日
最終出場 2011年7月26日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

山本 一徳(やまもと かずのり、1983年6月13日 - )は、島根県安来市出身の元プロ野球選手投手)。左投左打。

経歴

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プロ入り前

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島根県安来市出身。小学校1年生の頃から野球を始め、安来高校では2年夏の県大会2回戦で7回コールドながらノーヒットノーランを達成し、ベスト4進出に貢献[1]。3年生の5月に腰を痛め、同年夏は外野手として7安打3打点を挙げたが、ベスト8で出雲工業高に敗れた[1]。高校卒業後は上京し浪人生活を送る[2][3]。一浪の末、一般入試で早稲田大学に入学[4]

東京六大学では宮本賢大谷智久の左右のエースの存在もあり未勝利に終わった。リーグ通算12試合に登板、0勝0敗、防御率4.70、20奪三振を記録。独特のスリー・クォーターから繰り出す最速144km/hの動く速球と184cm、90kgという恵まれた体格を買われ、2006年のプロ野球ドラフト会議日本ハムから5巡目で指名された。既にトヨタ自動車に進むことが内定していたが、同年11月30日に契約金と年俸それぞれ6,000万円、1,200万円(いずれも推定)で契約を結び[5]、宮本らとともに入団した。

日本ハム時代

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2007年はルーキーながら開幕一軍に登録され、12試合に登板した。2008年は一軍出場はなかったが、二軍でイースタン・リーグ最多の43試合に登板し経験を積んだ。

2010年オフ、根本朋久との交換トレードが11月22日に公示され、高口隆行と共に千葉ロッテマリーンズへ移籍した[6]

ロッテ時代

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2011年7月20日、対オリックス戦でプロ5年目にして初勝利を挙げた[7]。同年は、自己最多の14試合に登板し、防御率2.87の成績を残した。

2012年は一軍登板なし。二軍では17試合に登板したが、防御率10.45と散々な結果に終わった。2012年10月7日付けで戦力外通告を受け[8]、現役を引退する。

引退後

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2013年からは古巣日本ハムに戻り、ベースボール・オペレーション・システム担当職員となった。

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2007 日本ハム 12 2 0 0 0 0 1 0 0 .000 94 21.1 20 2 12 0 2 15 0 0 16 16 6.75 1.50
2009 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 10 2.1 2 1 1 0 0 3 1 0 2 2 7.71 1.29
2010 6 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 44 10.0 8 1 8 1 0 9 0 0 6 6 5.40 1.60
2011 ロッテ 14 0 0 0 0 1 0 0 0 1.000 67 15.2 14 2 5 0 1 12 0 0 5 5 2.87 1.21
通算:4年 35 2 0 0 0 1 1 0 0 .500 215 49.1 44 6 26 1 3 39 1 0 29 29 5.39 1.45

記録

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背番号

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  • 44 (2007年 - 2010年)
  • 28 (2011年 - 2012年)

脚注

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  1. ^ a b 読売新聞、2001年7月25日付朝刊、島根地方面
  2. ^ 浪人→早大→プロ1勝 本気の時間は無駄じゃない:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年2月10日閲覧。
  3. ^ ふるさとメール(安来市)”. www.sanin-chuo.co.jp. 2021年2月10日閲覧。
  4. ^ ロッテ山本一プロ初勝利「素直にうれしい」 - プロ野球ニュース”. nikkansports.com. 2021年2月10日閲覧。
  5. ^ 読売新聞、2006年12月1日付朝刊、P.21
  6. ^ 根本投手と北海道日本ハムファイターズ山本投手、高口選手のトレードについて - 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト2010年11月14日
  7. ^ 山本一、プロ5年目の初勝利「勝ち投手は高2以来」 スポニチ Sponichi Annex、2011年7月21日
  8. ^ 戦力外通告のお知らせ - 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト 2012年10月7日

関連項目

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外部リンク

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