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山本若麟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
祖師源流図 若麟筆 絹本着色 興福寺 (長崎市)

山本 若麟(やまもと じゃくりん、享保6年〈1721年〉 - 享和元年〈1801年〉)は、江戸時代中期・後期の絵師長崎漢画派のひとり。

は長昭、は蘭栄、通称は丹次郎。若麟・瑞翁・温故斎・魯石・長英などとした。河村若元の長男で、芦塚若鳳は弟。

父に画を学び、とりわけ虎の図を得意とした。唐館公用支配人を務めた。息子の牛島若融上野若瑞も絵師。若瑞の子に上野若龍がおり、その次男が日本最初期の写真家上野彦馬である。

作品

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作品名 技法 形状・員数 寸法(縦x横cm) 所有者 年代 落款・印章 備考
双鶴図 絹本著色 99.4x40.8 長崎歴史文化博物館 1744年(延享元年)
虎図 絹本著色 1幅 93.0x49.6 神戸市立博物館 1752年(宝暦2年)
水飲虎図 著色 長崎歴史文化博物館
睡虎図 著色 長崎歴史文化博物館
祖師源流図 絹本著色 1幅 122.3x57.2 興福寺 (長崎市)
蘭亭曲水図 絹本著色 1幅 1790年(寛政2年)
桃果図衝立 絹本著色 衝立1基 泉屋博古館 1800年(寛政12年)

出典

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蘭亭曲水図 若麟筆 1790年 絹本着色