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山田村 (富山県婦負郡)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やまだむら
山田村
牛岳温泉スキー場
山田村旗 山田村章
山田町旗 山田村章
1977年1月4日制定
廃止日 2005年4月1日
廃止理由 新設合併
富山市、大山町大沢野町婦中町八尾町山田村細入村富山市
現在の自治体 富山市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 富山県
婦負郡
市町村コード 16363-5
面積 40.92 km2
総人口 2,037
国勢調査、2000年10月1日)
隣接自治体 砺波市南砺市婦中町八尾町
村の木 カツラ
村の花 雪つばき
山田村役場
所在地 930-2198
富山県婦負郡山田村湯780番地
外部リンク 山田村インターネットアーカイブ
座標 北緯36度34分44秒 東経137度04分46秒 / 北緯36.57892度 東経137.07939度 / 36.57892; 137.07939 (山田村)座標: 北緯36度34分44秒 東経137度04分46秒 / 北緯36.57892度 東経137.07939度 / 36.57892; 137.07939 (山田村)
山田村の県内位置図
特記事項 山田村役場は富山市山田総合行政センターとなった。
ウィキプロジェクト
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山田村(やまだむら)は、富山県の中部の婦負郡に存在したである。

2005年4月1日に、富山市大山町大沢野町婦中町八尾町細入村合併し、富山市となった。

1996年から2000年代初頭にかけては、家庭におけるパーソナルコンピュータ及びインターネットの普及率が日本一であったので、「電脳村」と呼ばれた。

地理

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多くの集落と耕地は山田川両岸の丘陵地に形成されているが、和田川や赤江川沿いにも集落がある。丘陵地は棚田が発達し里山らしい美田風景が見られる。村の総面積の73%が森林で、アカガシやブナなどの自然林も多い。

村内にある牛岳は古来より自然信仰の対象となった霊峰であり、村内集落各地に牛嶽社が立地している。

村南部にある高清水、数納、深道、若狭などの各集落が昭和後期以降相次いで廃村になるなど過疎化が進んでいる地域もあり、その対策として牛岳温泉スキー場など観光整備を進めている。

山田温泉は1300年前の開湯と伝えられる古湯で大昔より湯治客を集めてきた。

  • 山:牛岳、御鷹山
  • 河川:和田川山田川、赤江川、湯谷川、鍋谷川

歴史

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行政

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歴代村長

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歴代村長[3]
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 淺名源治 1889年5月 1890年3月20日
2 1890年7月18日 1893年6月8日
3 納村元次郎 1893年6月13日 1896年1月21日
4 津田武雄 1896年6月25日 1897年5月20日
5 二口八三郎 1897年5月21日 1898年6月13日
6 五十嵐誠意 1898年9月10日 1899年4月
7 池口篤美 1899年6月13日 1903年6月12日
8 村上安平 1903年8月23日 1904年11月19日
9 土井伊次郎 1904年12月12日 1906年12月12日
10 鎌田源左衛門 1906年12月28日 1907年10月31日
11 五箇伊佐 1907年12月8日 1910年4月11日
12 1910年4月15日 1911年11月1日
- 矢合弥一 1911年11月4日 1911年11月9日 村長事務管掌
13 千澤紋十郎 1911年11月10日 1913年11月15日
14 若杉亀次郎 1913年11月28日 1915年2月3日
15 湯本義治 1915年4月9日 1916年3月29日
16 古藤三右衛門 1916年5月2日 1917年8月26日
17 谷井傅次郎 1917年9月22日 1921年3月14日
18 田中松治 1921年3月23日 1925年3月22日
19 1925年3月23日 1929年3月22日
20 1929年3月23日 1930年3月12日
21 千澤義明 1930年5月3日 1932年4月11日
22 1932年5月10日 1934年12月15日
23 谷井傅二 1934年12月20日 1937年4月13日
24 石崎成貞 1937年6月12日 1940年1月11日
25 今井信行 1940年1月13日 1944年1月12日
26 毛利傅三郎 1944年1月13日 1946年3月9日
27 山崎安右衛門 1946年3月23日 1947年4月4日
28 大松政雄 1947年4月5日 1951年4月4日
- 關一雄 1951年4月5日 1951年4月22日 村長職務代理
29 山田尚幸 1951年4月23日 1955年4月22日
- 上山文治 1955年4月23日 1955年4月29日 村長職務代理
30 関一雄 1955年4月30日 1958年11月22日
- 谷川清松 1958年11月23日 1958年12月17日 村長職務代理
31 浅名源重 1958年12月18日 1962年12月17日
32 1962年12月18日 1966年12月17日
33 1966年12月18日 1970年12月17日
34 1970年12月18日 1974年12月17日
35 1974年12月18日 1978年12月17日
36 1978年12月18日 1982年12月17日
37 1982年12月18日 1986年12月17日
38 1986年12月18日 1990年12月17日
39 山崎吉一 1990年12月18日 1994年12月17日
40 1994年12月18日 1998年12月17日
41 1998年12月18日 2002年12月17日
42 2002年12月18日 2005年3月31日

姉妹都市・提携都市

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国内

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地域

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教育

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  • 山田村立山田中学校(現・富山市立山田中学校)
  • 山田村立山田小学校(現・富山市立山田小学校)

交通

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路線バス

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  • 富山地方鉄道(21系統)
  • 山田村営コミュニティバス(現・山田コミュニティバス)
    • 八尾線
    • 清水線
    • 谷線
    • スキー場線(冬季運行)

かつては婦南交通1969年路線廃止[4])や加越能鉄道1973年路線廃止[5])、クレハ観光バスも村内で路線を運行していたが、既に撤退している。

道路

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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特産

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出身有名人

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脚注

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  1. ^ 『山田村史 現代編』(2006年3月30日、山田総合行政センター発行)128 - 129頁。
  2. ^ 『新聞に見る20世紀の富山 第3巻』(2000年11月26日、北日本新聞社発行)244頁。
  3. ^ 『山田村史 上巻』843-848頁。
  4. ^ 『山田村史 上巻』508頁。
  5. ^ 『山田村史 上巻』509頁。

参考文献

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  • 山田村史編纂委員会編 『山田村史 上巻』 山田村役場、1984年。

関連項目

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外部リンク

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