山鼻日の出公園
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山鼻日の出公園 YAMAHANA HINODE PARK | |
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分類 | 街区公園[1] |
所在地 | |
座標 | 北緯43度01分18.2秒 東経141度20分44.2秒 / 北緯43.021722度 東経141.345611度座標: 北緯43度01分18.2秒 東経141度20分44.2秒 / 北緯43.021722度 東経141.345611度 |
面積 | 826m2[1] |
設備・遊具 | ブランコ、砂場、コンビネーション遊具、ターザンロープ[1] |
駐車場 | なし[1] |
山鼻日の出公園(やまはなひのでこうえん)は、北海道札幌市中央区南29条西11丁目に所在する公園。
北海道警察南警察署の北隣にある、小さな街区公園である[1]。
山鼻屯田兵の像
[編集]この地はかつての山鼻屯田兵村のはずれで、墓地が設けられていた場所である[2]。墓地を平岸に移転する際には、先祖が一度永眠の地と定めた墳墓を動かすことに対して、かなりの異論が出たらしい[2]。
そうした先人たちへの思いを込めて、1967年(昭和42年)に建てられたのが、山内壮夫による山鼻屯田兵の像である[2]。
兵隊像は星の記章の軍帽をかぶり、襟なし五つボタンの軍服をまとって、脚絆をまいた足にはわらじを履いている[2]。右足を前に出して大地に踏ん張り、手には鋤を持つ[2]。そして顎を引き、胸を張って、どこか遠方を見つめている[2]。山内の作品には抽象化したものが多いが、この兵隊像は堂々としたリアリズムを打ち出している[3]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e 公園ガイド 2014, p. 25.
- ^ a b c d e f 札幌の彫刻 1982, p. 181.
- ^ 札幌の彫刻 1982, p. 182.
参考文献
[編集]- 『札幌の彫刻』北海道新聞社〈さっぽろ文庫21〉、1982年6月30日。
- 『新版 札幌の公園ガイド』北海道新聞社、2014年6月15日。ISBN 978-4-89453-741-5。