岩手開発鉄道DD38形ディーゼル機関車
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岩手開発鉄道DD38形ディーゼル機関車(いわてかいはつてつどうDD38がたディーゼルきかんしゃ)は、岩手開発鉄道でかつて運用されていたディーゼル機関車である。
2両(DD3831・DD3832)が在籍した。
DD38形の38は自重38tの意味である。車番の31・32の3は、岩手開発鉄道のディーゼル機関車の連番で、3形式目を意味する[1]。
概要
[編集]石灰石輸送の重量貨物牽引用として、1960年に東洋工機が製造した38tセンターキャブ式のディーゼル機関車である。10月に3831、12月に3832が運用を開始した。機関は新潟鐵工所製のL6FH4AS(240ps)を2基搭載する。
DD53形の登場で主役の座を譲り、1974年10月に廃車となった。
主要諸元
[編集]- 全長:10,850mm
- 全幅:2,600mm
- 全高:3,642mm
- 自重:38.0t
- 機関:L6FH4AS(240ps)2基
- 軸配置:B-B
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 寺田裕一『私鉄機関車30年』JTBパブリッシング、2005年。ISBN 4-533-06149-4。