岩手開発鉄道DB15形ディーゼル機関車
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岩手開発鉄道DB15形ディーゼル機関車(いわてかいはつてつどうDB15がたディーゼルきかんしゃ)は、岩手開発鉄道でかつて運用されていたディーゼル機関車である。
岩手開発鉄道で最初の新造ディーゼル機関車で、1両(DB1511)が在籍した。
DB15形の15は自重15tの意味である。車番の11の最初の1は、岩手開発鉄道のディーゼル機関車の連番で、1形式目を意味する[1]。
概要
[編集]赤崎線のセメント運搬列車の専用機として、1957年に新三菱重工業で製造されたL字形ディーゼル機関車である。
1970年にDD4341が赤崎線のセメント運搬列車の専用機となると、小野田セメント大船渡工場の入換機となり1973年1月に廃車となった。
主要諸元
[編集]- 全長:6,325mm
- 全幅:2,550mm
- 全高:3,019mm
- 自重:15.0t
- 機関:DE13L(150ps)1基
- 軸配置:B
脚注
[編集]- ^ DB1511、DC3821、DD3831・3832、DD4341。DD5351・5352・5353はDD56形となった後も車番の変更はされなかった。DD56011からは異なる。
参考文献
[編集]- 寺田裕一『私鉄機関車30年』JTBパブリッシング、2005年。ISBN 4-533-06149-4。