岩手開発鉄道DD43形ディーゼル機関車
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岩手開発鉄道DD43形ディーゼル機関車(いわてかいはつてつどうDD43がたディーゼルきかんしゃ)は、岩手開発鉄道でかつて運用されていたディーゼル機関車である。
1両(DD4341)が在籍した。
DD43形の43は自重43tの意味である。車番の41の4は、岩手開発鉄道のディーゼル機関車の連番で、4形式目を意味する[1]。
概要
[編集]石灰石輸送の重量貨物牽引用として、1963年に東洋電機製造[2]が製造した43tロッド式の凸形ディーゼル機関車である。主力機関車として運用されていたが、故障が多かった。これは無理な運用が多かったからという。
DD53形の増備で主役の座を譲り、1970年からは赤崎線のセメント運搬列車の専用機となった。
セメント列車が1983年2月28日に廃止された後、1985年3月に廃車となった。
主要諸元
[編集]- 全長:11,000mm
- 全幅:2,620mm
- 全高:3,648mm
- 自重:43.0t
- 機関:DMH17SB(300ps)2基
- 軸配置:B-B
脚注
[編集]- ^ DB1511、DC3821、DD3831・3832、DD4341。DD5351・5352・5353はDD56形となった後も車番の変更はされなかった。DD56011からは異なる。
- ^ 実際の製造は東洋工機。
参考文献
[編集]- 寺田裕一『私鉄機関車30年』JTBパブリッシング、2005年。ISBN 4-533-06149-4。